コロナに対する意識が人によって違うことに不安を感じる。

職場でも、マスクはしない主義、くしゃみや咳を口を塞がずにする上司がいる。
机も離さず、すぐ目の前で大声で話しかけ、唾をとばす。

窓を開けない。誰かが換気しようとしたり、テレワークを推奨すると嫌味を言われる。
そう言う愚痴というか悲鳴が入ってくる。

テレワークができる職種なのに、管理職がやらせない。職場に来させる事に意味があるとこだわる。
かと言ってきちんとした感染予防対策をしている訳では無い。

小さい子どもさんのいる方は、もし自分が感染したら、子どもの世話を誰がするんだろう、家族にうつしてしまったらと気が気では無い。

強引にテレワークを申請し、実行した人がいた。

一応社長の許可を得たのだが、まるで個人の都合でそうしたかの様に言われ、数日後上司から「いつまで家でやるの。体調でも悪いのか」と聞かれたという。

緊急事態宣言も出たし、各市町村でもテレワークを、通勤自粛を、3つの密を避けてとだいぶ前から訴えているのに、まるで気にしていない経営者もいる。

テレワークへの変更は、売り上げに影響が無い仕事なら積極的に協力すべきだろう。

もし、職場がクラスターになったら、売り上げどころじゃなくなると思わないのだろうか。

テレワークをして嫌味を言われたので、出社したらあからさまに「もう大丈夫そうだな」と言われたという。
個人の不安だけで実行したかように問題をすり替えられ、他の社員への圧力をかける上司。

若者ばかりが無頓着な事を言われるが、こういう中年達も存在するのだ。


社員の健康や、その家族の事まで全く配慮が無いという事になる。
そしてその上司自身が感染する事もありえるし、社員にうつり、その家族に広がったらと思わないのだろうか。

自分だけは大丈夫、と他人事に思う人がいる限り、そう言う人が利用されて「だから憲法改正して厳しく国民を監視し、権利を奪うしかない」みたいな話にすりかえられる恐れがあるのだ。


いざ、恐ろしい独裁が始まってから、慌てたところで手遅れだ。
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弟夫婦、母もその類の人間だった。何を言っても「大げさな。まだ満員電車が走っているから大丈夫だよ」などと平気で言っていた。マスクも「今だけだろ。すぐに回復するよ」と舐めていた。
必死で予防を訴える人間を騒ぎ過ぎみたいに、さめた目で見ていた。

「コロナなんか1カ月でおさまるよ」なんて言っていた。マスコミや国の発表を鵜呑みにしていたのだろう。

こんな時、行きたくない場所にどうしても行かねばならなくなった。

再び、役所で書類の手続き。それも数か所。

意識の低い、対策をとっていないあの場所に。

恐怖のロシアンルーレット、まさしくそんな感じがする。