弟から、母の髪がのびてきたよと写真が送信されてきた。

昨年末には頭頂部の地肌が見えて、後ろから見るとつるっとしていたのに、ふさふさになって、以前より増えた気がするくらいだ。白髪染めをしていたら更に若く見えていただろう。

まだ毛染めは怖くてできないとのこと。医師がOKをださないらしい。

いざと言う時は、お洒落のつもりでウイッグを使うとのこと。先日の法事にもウイッグで参加したと言っていた。
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母は、高齢者という事で、抗がん剤の点滴治療の入院は一度だけだった。もっと若ければ数回繰り返し、半年位は入院していただろう。

自宅療養になってからも、抗がん剤を錠剤で飲み続けている。
その薬の副作用は全く母には出ていない様子。脱毛は、半年前の入院中の抗がん剤の副作用が、2か月後に表れたものだった。

2か月後に脱毛し始め、数か月で落ち着いたということは、それだけ長く薬が身体に影響を与える(効果も継続している?)という事なのだろうか。

今、私が癌になったら、こんなものでは済まないだろう。ハードな治療で、副作用もきついだろうな。

母は、高齢者で薬の量も少なくしているという事もあるが、元々の体力、筋力、気力、免疫力も強かったのだと思う。持病が無く、膝が悪かったので毎日筋力を鍛える為にリハビリを頑張っていた。
車ばかりの私よりも運動をしていたと思う。

生活習慣も、食事内容も良かったのだろう。私には真似できないなあ。

今日は、CTを撮ると言っていた。

今は、どっちみちコロナが怖いので、実家には行けない。

今日の検査結果が良い事を、慌てて駆けつける様な事にならないことを祈っている。

抗がん剤で、治療以外に良かった事は、母が帽子のお洒落の楽しみを知ったこと。

帽子なんか嫌いと言っていた人。自分には似合わないと思い込んでいたのだろう。
意外に似合って、周りからの評判も良かったので自信を持った様だ。

髪が伸びてきても、帽子のお洒落は続けると言っている。

暗くなりがちな話題の中で、そういう前向きな話を聞くだけでもホッとする。