高齢なので仕方がないのだが、母から電話が来るたび、同じ話を聞かされる。

同じ事を色んな人に話しすぎて、誰に言ったかわからなくなるのだろう。自分もそういう時がある。母の場合、認知症の傾向もあるだろう。

「またそっちに行きたい、いや、絶対に行く」と言っている。それは良いのだが、先日は、父方の叔父の悪口を聞かされ、うんざりした。

母は、父の弟である叔父を昔から馬鹿にしている。義姉というだけで。父より収入が低いというだけで。
叔父の奥さんの事も馬鹿にしている。

若い時に色々助けてあげたからかもしれないが、助けたのは父で、母は何もしていない。偉そうに口をだすだけだ。
叔父の生活の内容にまで口をだす。子どもの進学まで「貧乏なんだから大学にいかすな」とまで言った。
結局、家族を愛する叔父は、頑張って、子どもを2人国立大学に進学させた。
それでも、母は文句を言っていた。
人様の家庭、ましてや子どもの進路にまで口をだす権利は無い。とんでもないことだ。

叔父の家庭には口をだすのに、息子の家庭には、口をだすどころか、非常識な事をしても注意もせず甘やかしている。

人に偉そうな事を言える立派な実績も人徳も母には見当たらない。

ただ父に依存してきただけの人。傍からみている人はおそらく「お前が言うか」と内心思っているだろう。

だから、あからさまに叔父夫婦だけでなく、父の親族からも嫌われている。
父は頼りにされているが、母は、あきらかに避けられている。

それを気が付かない母。夫と似て、自分の思いたいように思い込む幸せな人だ。

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最近、叔父は引っ越しをした。

実家の近所に住んでいたが、遠くに引っ越した。
母と関わるのが嫌だったのではないかとさえ感じる。

母だけには新住所も電話番号も連絡してこなかったらしい。父も母には教えていないという。

イラついた母は、親族から電話番号を聞きだし、電話をかけたという。

「私がわざわざ電話をして、引っ越し祝いを送ってあげると言ったのに、いらないって言うのよ。失礼な人!」と言う。
あ~あ。何て鈍感なんだろう。無神経というか。

「あの人たちはダメ人間だから何を言ってもいいのよ。付き合いをちゃんとしろと常識を教えてやらないと。」と怒っている。

この叔父は、うちの弟や夫よりずっとまともな人だと私は思う。どこが悪いのかわからない。
常識を教えたいなら、教える相手はすぐそばにいるだろう。

叔父夫婦は、母が父の奥さんだから相当我慢して今まで付き合ってきたのだろうと思う。父がいなければ絶縁しただろう。

続く