夫は自分の嘘に自分が騙される。言い換えれば「自分の思いたい様に」脳内変換をして生きている。
誰でもそういう心理は働く。自分もそういう思考をする。
なかなか客観的に自分を見つめる事は難しいものだ。

だが、夫の場合は極端なのである。
家族への無責任さも自分の中で消している。

「子どもをきちんと扶養するべきだ」と注意されると、そんな説教は自分への嫌がらせだと被害者意識を持つ。「僕を貶めようと誰かが裏で操っている」と陰謀説まで言い出す。
何の為に、夫ごときに誰が企むというのか。

自惚れもいい加減にしろだ。

「生活費も学費も妻が払うつもりだろう。妻にはお金が無いと思い込ませてるし、妻はお金を沢山隠し持っているだろう。最悪妻の実家がだすはずだ。夫を助けるのは妻の務めだから当然なんだ」と、必死で自分を守る妄想を作り出し、それを真実と思い込み、現実から逃げる。
話し合いをすると最後はそういう内容の事を言いだす。

責任感が皆無なので、責任を持つ時になると、それから逃げる為の妄想が次々と作られる。

最後には
「夫を助けるのは妻の役目だ。ああ、残念だ。君も金が全てな人間だったのか。人をあてにして甘えてばかりの人だったか。がっかりしたよ。」と言い逃れをする。逃避する為に必死だ。

金が全てとか、甘えてばかりの~という言葉は、誰かが愚痴っていた言葉をそのまま使っている。自分の言葉で話せない人なので、どこかで覚えた言い回しを使うから、ずれまくる。

笑ってしまう。
甘えているのはむこう。金ずるにしているのも向こう。

僕に甘えるなとか?あなたにそんな力あったっけ?

それ、こっちが言いたいセリフ。

おそらく、こう言えば、相手が黙ると思っているんだろうな。自分の事を投影して何言ってんだ。
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いつも、カッコつけて、「指導してやる」目線で人に接するのも、傍から見たら恥ずかしい。

自分で自分に都合よく事実を作り変え、妄想世界で生きている。

そこを指摘しても無駄。夫にすれば、妄想と真実が逆なのだから。

接してるとまともな方が病んでしまう。


先日帰宅した時の夫は、妄想の中にいたようで、自分を会社のトップと思い込んでいる風で、歳とともに頭も固くなっている感じ。

トップどころか転職したばかりで、社内でも一番新人なはず。

家族に見栄をはりたいのか、上から目線がひどかった。誰も相手にしなかったが。益々嫌われていくだけ(笑)

親族の前では、会社を経営していると嘘をついているようだが、嘘が自分では真実になってしまう。
そのうち、また社長に対して偉そうに言い出すことだろう。自分は社長よりも優れているという妄想に騙されて。