昨日の続きになるが、お嫁さんが弟に頼まれて買い物をした事を恩着せがましく言われ(それは夫婦の買い物である)母がお礼を言わざるを得なくなったという話。
(毎日の食事の買い物も、弟がしている。いったい彼女は家で何をしているのだろう)

続きがあった。

母はお礼を言ったあとで、それならと5千円を嫁さんに渡したそうだ。「息子のかわりに買い物してくれてありがとう」と。

千円位の物だったし、母が頼んだ買い物でもないのにだ。

少しは何か感じてくれるんじゃないかと期待してお金をだした。

だが、残念なことに、嫁さんは当たり前みたいに受け取ったという。

まともな神経をしていれば
「いりません。そんなつもりで言った訳ではありませんよ。自分の買い物ですから。」と受け取らないし、誤解されたと思って慌てるだろう。

それに千円の買い物なのに5千円だ。

まともな人ならどう考えても受け取らないだろう。横で見ていた弟も知らん顔。

母は唖然としたようだが、顔にださず、「たまには家にきてね」と言っただけだったらしい。
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その後、お見舞いには来てないし、また長い間音沙汰無しになるのだろう。

嫁さんは、自分の血縁関係、娘や兄姉妹には、お金を使う。プレゼントも良くしている。良い母親、良い妹と思わせることには惜しまない。自分の親族には弟にも尽くさせている。


うちの親族だけを軽く扱う。

うちの親は、なめられてもニコニコして、良い親を演じるから馬鹿にされるのだ。

おそらく、どんな意地悪をしても、馬鹿にしても、何も感じない鈍い人たちと思われていることだろう。

誰も注意しないから、弟もおかしくなっている。


友人の話を聞くと、お母さんは、息子よりも娘の方が苦労が多いだろうからと気を使ってくれると言う。ご主人にも気を使ってくれるとの事。


うちは、逆だ。弟が可哀想だから嫁さんを大事にしないとという。

でも、娘が可哀想だからとか、娘の立場が悪くなるからといって、夫に気を使う事は無い。


娘は路頭に迷おうがしったこっちゃない。
でも、息子の家庭は、まるで奴隷の様になっても助けてあげたいという態度の違い。

どうしても困った時には、来てくれて家事はしてくれたが、それだけだった。

弟の家庭は、何の困った事もなく一人っ子を夫婦で育てる事もできたはずだし、嫁さんの親族もいて、協力する人は多かった。
母は誰を今助けるべきか、誰を守るべきかという判断基準が、全て「世間体が良いか悪いか」にあり、間違えていたと思う。それも歪んだ世間体を基準にしている。


だから私は母を信用していない。電話でさんざんグチりながら、実際は嫁にはニコニコして何をされても、いいよいいよと良い人になっている事だろう。

いざとなれば、弟を優先する。

子どもの時から私は「もし自分が障がいを持って生まれてきたら、私は母親から抹消されていただろうな、どこかに捨てられたか、隠されていたことだろう」と思っていた。

今でもそれはかわらない。

今は、冷静に自分の判断で行動するのみだ。