母から電話。
声を聞くと安心するのだが、声に力が無い。

本人は「全くだるさを感じない」と言うが、動きはゆっくりになり、階段もあがる気力はなし。物置を整理するのもやめたようだ。

痩せて身軽になったと言いながら、どこか弱々しい。

当たり前だ。白血病と似た様な病気なんだから。

こんなに普通に生活してて大丈夫かな、早く治療開始してほしいと思うけれど、病気がたいしたことなくこのまま様子見なら最高だ。
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それならそれで安心して、母も動き出す気がする。わからないから、不安で気力が弱る。病は気からとは本当に当たっている。

声に力が無いのは、先日の父から怒鳴られた件を恨んでて、ご機嫌斜めだったからのようだった。

食事はと言うと、父の分は別に作り、自分の分は少しだけ簡単に作っている様子。


以前の様に食いしん坊では無くなり、食べ物の好みも変わっている。癌などの病気になると食べ物の好みが変わると聞いたことがある。

タンパク質をきちんととる様に、お肉も食べた方がいいよねと言う話をした。

貧血気味で、顔色が悪かった。急に痩せたので、病人ぽく見えてしまう。

私が先日、柔らかい赤身肉で生姜焼きを作ったが、「あれが美味しかったから作って食べようかな」と言っていた。

「あれを食べたい」とか「美味しかった」とかは、手術するまでは母から消えていた言葉だった。

やっと少しずつ食欲が戻って来た様だ。とりあえず悪い腫瘍を全部とったからだろう。

電話をきる頃には、声は元気になっていた。


その後、弟からメールがきて「顔色が悪く、表情が暗いんだけど」と言って来た。

(心配なら、奥さんを連れて来て料理して栄養のあるもの食べさせなさいよ)(掃除くらいはしなさいよ)とか、言いたかったが我慢。何回言っても、2人にする気が無いのはわかっているから。

しかし、退院の日も顔を見せず、2週間過ぎた今も顔も出さず、電話もないそうだ。すぐ近所の弟の奥様、何をされてお過ごしなのでしょう。

うちの両親も悪い、最初から気を使い、召使のように彼女に尽くしたから、義親は自分の家来だと勘違いされたのだ(笑)。
しかし、結婚してほしくて必死で演技していた彼女を思い出すと、結婚直後の豹変ぶりは驚いた。
うちの夫とよい勝負。

こういう人にひっかかる私と弟は、おそらく幼少期の家庭環境の影響もあるだろう。今更遅い。