続き


ご主人の大事な部下が、突然遠い地から自宅まで来た事にMさんは、嫌な予感がしたそうだ。


部下は深刻な顔をして、「奥様に話したい事があるのです。社長には内緒です。」と言う。

Mさんは、部下を家の中に招き入れ、じっくり話を聞く事にした。

内心(DVの夫だから、会社で暴力でも奮って誰かを怪我させたのでは)と不安になったそう。

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部下の男性が話した内容はこうだった。

「私は会社を作る時から社長を信じて、どんな苦労も一緒に乗り越えここまで頑張ってきました。
社長は癇癪持ちで、何か気にいらない事があるとすぐに暴言はいたり、手も出されます。

私はそれにも耐えてきました。社長について行けず、社員も何人も入れ替わり、その都度、フォローは私がしてきました。

そんな自分を、これまで社長は頼りにしてくれてました。自分がいなければ会社はできなかったと感謝してくれていました。

でも、最近になり、社長は変わりました。”お前はいなくてもいい”と言われます。

”給料を半分にする。嫌ならやめろ”と言われたのです。私には、まだ大学生の娘がおり、妻は病気で入院中です。まだお金がいります。なので、それは困ると言いました。

すると社長は”大学なんか辞めさせろ。娘は風俗で働かせろ”と言うのです。

”辞めても退職金はださない”と言われました。この年齢で仕事を見つけるのも困難です。
私は貢献はしたという自信はありますが、このような不当な扱いを受けるのは、納得がいきません。
これまでの貢献度に見合う退職金を請求して辞めるつもりです。

私は、社長を訴えようと思います。

これまでの社長ならここまで酷い事は言いませんでした。なぜ社長がそんな事を言いだすのか、その訳は最近わかりました。」

と、ここまで聞いたMさんは、また気分が悪くなってきたという。

                                  続く