りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

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2019年07月

先日実家で、母がこっそり私に見せた物があった。こっそり見せる物ではないのだが、母にすれば気に入らない物だったからだ。それは、弟が母にプレゼントした物。母の誕生日に弟が写した写真だった。母が言うには「何も言わずに勝手に写していたから、どれも暗い顔していて気
『弟の無神経さ』の画像

映画「新聞記者」を観て来た。色々観た人の感想を読んでいたので、期待していた。観ながら思った事は…「フィクションとは言え、これはどこまで真実に近いのか?」と言う事だ。文書改竄、隠ぺい、加計問題、官僚の自殺、レイプ犯の逮捕取り消し、など現実世界と重なる事件の
『映画「新聞記者」』の画像

昨日母から電話がきた。毎日声を聞くのが当たり前になっているので、電話がこないと心配になる。以前の元気だった頃は、仕事に出る前にかかってきたりして、嫌な時もあったが、連休の前に腹痛があったという電話以後、連休中一度も連絡が無かったことが不思議だった。あの時
『母の鬱』の画像

母の病気の事は、まだ夫には話していない。話したところで何も変わらない。それどころか不愉快な思いをさせられる気がするから。もし話したとして、夫の最初はいつも口だけ良い人。「それはいけないね。お見舞いにいったら?」位は言うだろう。言葉だけで良い夫を演じるなら
『いつかドガンと』の画像

実家に行くと、自分の居場所、休む部屋も無い為、精神的に疲れる。家が古く、掃除してもすぐに汚れる気がする。狭い部屋に物が多く、どうしてこんな物を保管してるの、捨ててと言ったよねと何回も言っても捨てない。そして「こんな邪魔な物をくれた人が悪い」と文句を言う母
『自分への戒め』の画像

今回、母の病気の件で、血液の病気について少しだけ知る事ができたが、ウイルスの存在やリンパ球の癌化など、顕微鏡でしか見る事ができない物との戦いは、人間にとって自然の脅威との戦いなんだと思い知れされる。今もし母と同じ病気になったら、もう少し、夫よりは長く生き
『スイッチがあれば』の画像

今日、自宅へ帰った。これまでで一番精神的に疲れた。湿度と暑さと実家のうっとおしい環境が、疲労を増す。親が若い時は、家の中はもっと綺麗だった。高齢者になるとしかたないのだろうが。母が今のところどこにも再発が無く、自覚症状も無いのに、わざわざ辛い治療を受けて
『心の重い日々』の画像

母の骨髄検査の結果を聞いてきた。予約した時間より約1時間待たされ、緊張感で疲労した。 部屋に入ると、私に向かって医師が、「どこまできいておられますか?」と訊ねてきた。母の前でどこまで話せばよいか戸惑い、簡単に答えた。すると、いきなり医師が母に向かって「血液
『病名を告げられる』の画像

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