りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

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2019年05月

「びっくりした?久し振り!」と明るい声の、りー。戸惑う私が何を言えばいいのか考えているうちに、彼女は卒業から今日までどう過ごしてきたのかを教えてくれた。結婚が決まり、式の日が近づくにつれ不安が強くなったという。「一番の不安は、やはり義母親からの冷たい態度
『逃避行のいきさつ』の画像

大学時代の友人と会った時、りーの噂を聞いた。その情報は、りーの彼氏の友人からのものだった。その人から聞いたという話をそのまま書いてみる。「結婚式の招待状が届いたから出席するつもりだったんだ。そしたら、彼女の方は招待状を送っていないことが発覚したらしい。何
『式の前日に消えた花嫁』の画像

りーの恋人は、先輩だったので先に卒業して、社会人になっていた。りーは、卒業と同時に結婚するらしいという話を聞いた。大丈夫なのかな、そんなに急がなくても、もう少し独身生活を謳歌してからでもいいのにねと友人の間では噂していた。卒業式の日にりーに会い、少しだけ
『卒業したら結婚』の画像

当時の私は、趣味の合う友人と遊ぶ方が楽しくて、恋人ができると行動が制約されてしまいそうだから嫌だなと思っていた。実際、りーは、友人ができる前に、恋人と過ごす時間が増えていた。周りも気を使って誘わなくなり、りーの人間関係は狭くなっていた。そのまま4年間を過
『りーの嘘』の画像

とある老舗旅館の女将をしている古い友人、ニックネーム「りー」の話をしたい。卒業以来、長い間ご無沙汰のままだ。旅館に嫁ぎ、若女将としてしっかり長い間勤め、今では評判の良い美人女将として頑張っている様だ。大学に入学し、最初の授業で隣に座っていたのがりーだった
『昔の友人~りーのこと』の画像

不安なのか、母から毎日電話がかかってくる。弟からも母の様子は聞いているが、本人の声を聞くと安心できる。昨夜は、少し元気が無かった。近所の例の人がお見舞いに来て、根掘り葉掘り病状を聞いてきて、参ったとのこと。「まだ検査が色々あってわからないけど、大丈夫よ、
『予想した通り』の画像

夫あてに支払いの請求用紙が送って来た。振り込むのは私。メールで連絡。数日してからやっと返事が来た。「何とかしてやる」??自分の事なのに?私がお金に困って頼んだ訳ではない。でも、いつもいかにもそんな風に話を作っている。以前は夫が払うべきものの請求書は向こう
『今のままでは嫌だ』の画像

昨日、お見舞いについて改めて考えた。知り合いや友人が入院すると、「お見舞いにいかないと失礼じゃないか」「来てくれなかったと言われないかな」と思う事が先になって、本当は行かない方が良いのでは(相手の負担になるかもと)と思っても義理で見舞う人が多いと思う。今
『お見舞いについて考える』の画像

母は流動食になり、「味がついていて美味しい。便も少しづつ出る様になったよ。」と話していた。が、昨日から腹痛があり苦しくて、吐かないと楽にならないという。入院する前と同じだ。色んな検査の結果、母が手術に耐えられると思われ、医師は手術をする方向にしていたとこ
『体調が悪化』の画像

来週、旅行先から帰宅する予定だった(2か月間の留守)弟嫁が、急遽帰宅すると言う。おそらく、私が帰省したから慌てたのだろう。それと、嫁さんの親族から注意されたと思われる。母が余命宣告されたと知っているのに、帰らず遊び続けているのは、普通に考えてもまずいと誰
『弟の鬱』の画像

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