りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

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2019年03月

その前からちょっとムッときていた私は、その言葉を聞いて許せなくなった。せっかく旅行に来ているんだし、ここで喧嘩しても一緒に来た友人も気を悪くするだろうし、我慢した。「だからうちでいいの?って聞いたのよ。そう言うならホテルに泊まれば良かったのに。」とだけ私
『両親への侮辱』の画像

続き高校を卒業し、私は県外の大学、K美は地元の銀行に就職した。成績優秀だったK美は進学したかったのだが、家庭の事情で就職になった。私の父は、どんなに貧しくても学問だけは必要だと考えて居て、借金してでも大学まではいかせたいという人だった。その点は男女平等で感
『ただ利用しただけ?』の画像

続きです。K美とは高校1年の時、同じクラスだった。いつも一緒で、家も近かったので、好きな音楽や色んな話をしながら一緒に帰ったりした。あまり細かい事を気にしないタイプのK美だったので、助かった。だからK美とは一生仲良くしていけると信じていた。喧嘩もしたことはな
『お金持ちなのよ!』の画像

K美と何故私が縁をきろうと思ったのか。私だって、これまで生きて来た中で、何て無神経だったのだろうとか、あの時失礼な事をしてしまったなあとか、恥かしい事ばかりしてきた。若さゆえの未熟さもあって、反省しかない。私も気が付かないうちに友人から縁をきられているかも
『個人情報を根ほり葉ほり』の画像

私は、自分の人生は失敗だったと思っている。何を失敗と思うのかは人それぞれの価値観で変わるだろう。「自分の意志が全く入っていない、納得がいかない生き方を他人によって決められた」と言う点で失敗と思う。配偶者は他人とは言えないが、元々は他人なのであえてそう書い
『自分の失敗と成功』の画像

卒業式の時期になった。子どもの時の自分にとっては、卒業式なんて面倒臭い嫌な行事だった。緊張するだけの時間で苦痛だった。小、中、高と、卒業式の前になると、大声で指導する教師のもとで、何回も練習させられた。ひどい時は、ちょっと動きがずれただけで殴られた子もい
『皆が泣いた』の画像

いつも夫の愚痴ばかり書いていると、吐き出してすっきりする反面、気が滅入る。なるべく他の楽しい話題を書こうと思っているが、そう毎日楽しい出来事は無いし…。友達が沢山いる学生とか、正社員でバリバリ働いて高給取りだとか、毎日お友達とランチしてお買い物三昧セレブ
『何も残っていない』の画像

夫からの宅配便が届いた。思ったよりも小さい箱だ。受け取ってすぐに玄関で開封する。部屋の中で開けたくない。おそらく夫の部屋の臭いだろう。開けた瞬間に臭う。臭いが中の物にも染みついている。それだけでなく、物がいつもべたべたしていて汚れている。「プレゼント」と
『箱を開けてみると…』の画像

3年前なので、実は細かい事は忘れてしまっている。目を閉じて、緊張しているので、何をされているかはその時の想像なのだ。多分、こうだったよねみたいな記憶だが、まず、舌の患部に麻酔の為の麻酔を塗布されたと思う。しびれてきたら、舌に麻酔の注射をうたれる。恐くて目を
『え?もう終わり?』の画像

堀ちえみさんの病気がきっかけで、自分も舌癌ではないかと病院に行く人が増えたそう。早期発見が大切なので、関心を持つ事は大事だと思う。私も過去に舌のできものを取った事があり、その後も違和感がたまにあるので気にしていた。舌のできものは、痛みで気が付いた。鏡を見
『舌のできものを切除した話』の画像

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