当時は、毎朝会社に着いてから朝礼が始まるまで、M子さんは私にいつもくっついていた。1人でずっと何か喋っている。自分の事を。 自分の過去の話もしてくるが、私の話は聞こうとしない。その過去の話も次第にどこまで本当なのかなと疑わしく思うよう
2018年12月
アイドル風なM子さん
社員の男性達は、全員既婚者で、落ち着いた感じの人ばかりだった。その中に、朝礼のスピーチで、毎回沖縄について問題提起をする人がいた。沖縄出身で、当時から「もっと基地の問題を日本人皆に関心を持ってほしい」と話していた。パートさん達も、社員の人たちも、興味なさ
面白いM子さん
私にターゲットをしぼったM子さん。私より10歳若く、子どもさんはいなかった。とにかく良くしゃべる。隣に来てずっと話しているので、私はただ聞くだけ。「最近家を建てて、ローンが大変なのに、1人暮らしの義父が突然同居してくれとやってきた。旦那さんは抵抗したが帰ら
久しぶりのデスクワーク
昔の職場の話に戻ろう。知らない土地に引っ越してすぐに始めたパート。新規部署だったので、一斉採用で、数人の主婦が一度に採用された。オフィスには、若い女性社員たちとおじさま社員たちがいた。私たちの仕事は若い女性社員が教えてくれた。結婚してからのパートは、営業
最初の体調異変が起きた頃の話
自分の仕事の話題は、身元がばれそうなのであまり書けないのだが、だいぶ前の話なら大丈夫かな。私は夫以外では、有り難い事にさほど深刻な人間関係に悩んだ事は無かった。あったとしても、誰にでもある、その人との相性が良い、悪いのレベルだと思う。(私が鈍いところもあ
夫の反応は
続き私は、帰宅した後、夫を責める気も起きなかった。それより、夫が自分をけなした私を非難してくるのかと思っていた。現実は、夫はニコニコして「いやあ、流石だね。上手いね。その手があったかと思ったよ。」と言う。「僕の事をわざと悪い風に話してさ、演技が上手かった