りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

     

昨夜寝ようとしたら母から電話。

強い副作用がでてきたらしい。
強いだるさ、吐き気、食欲不振、めまい、皮膚掻痒感、おできなど。

これまででなかった事がむしろ珍しく、やっと薬が効いていたのかなと言う話だろう。だが、本人にすれば不安になり、悪い病気なんだと嫌でも自覚させられているようだ。

2日後に診察なので、それまで我慢して薬を飲み、夜が不安なので何かあったらすぐに弟に来てもらうという事で落ち着いた。
父は手が掛かり、あてにならないのだそうだ。母は1階、父は2階で寝るので、何かあってもお互いにわからない。なのに何も手をうたない父。
父は母の事は他人事。自分のことしか頭にない。母の前で、母が亡くなるのを前提で話をしたりする。

もし近くに子どもがいなかったらどうしていたんだろう。
父が病気だったり、先に亡くなっていたら。

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おひとりさまで頑張って暮らしている高齢の方は、ご近所にも沢山おられる。
その人達に比べれば、母は恵まれている。


近くにいないし、どうにもできない私じゃなくて、すぐ近くにいる弟にももっと話せばよいことだ。

結局は弟にまた同じ話をして世話になるのだから。

例え私が今から帰省しようかと言ったとしても「世間体が悪いからだめ」と言うだろうし。

「不安なら弟に早く連絡して、何かあったらすぐ来てと連絡しときなさいよ。私と喋ってる場合じゃないでしよ。」と言って電話をきった。

「家事もできなくなっているのに、知らん顔をするあの人に、これからはそうはいかないことをもう話した方がいい。抗がん剤治療している人に向かって、”あなたは元気だから”みたいな事はもう通用しないってこと。をね。」

と最後に言ったら、母も流石に「本当に。ここまで冷たくされるとは。」と言っていた。
世間体が悪いのは、私が手伝いに行く事じゃなくて、嫁さんが旦那(弟)やその親に対してモラっぽい人だと知れ渡っていることだ。


娘の私が帰省すると、それが確実だと認めることになるから、世間体が悪いということ。


昨夜は、もうそんな事はどうでも良くなったようだった。弱ってきたら世間体を気にするエネルギーもないんだろう。それより誰か助けてくれる人がいればいいと切羽詰まってくるのだろう。

今の母の状況を参考にしようと思う。いつか自分が似た様な病気になった時のために。

そこで心配になるのが、夫の存在。そこが母と違う。大きな違いだ。

老後は夫によって子ども達の生活をかき回されないことだけを願う。



     

母から2度、朝と夜に電話が入っていた様だ。
たいした用はないからねと留守電が入っていたので、かけなおしていない。

ただ長電話をしたいだけなのだろう。

同じ話を延々と。たまたま私も時間がある時ならよいが、いつも何かを犠牲にされてしまう。

弟はこういう私の事情は理解できない。たまには弟と長電話させてうんざりさせてみたい。

大事な用件の電話をかけてもらっても、長電話のせいで相手に迷惑をかけたり、大事な時間を潰される。

ほとんどこっちの話は聞かず、一方的に母が喋りっぱなしが多い。
その声を強引にうちきって電話をきらねばならない。
勝手なのは、母は自分の都合が悪くなると、突然きる。

自分の都合が優先で、相手の都合は無視なのだ。
先日も「大事な用事だったのに、長電話で相手に迷惑かけたから、もう長電話しようとしないで。なるべくかけてこないで」と伝えた。
なのに、またかけてくる。

無視したら、騒ぎ出す。これは年齢のせいではない。若い時からこうだ。

仕事中でも関係なくかけてくる。
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私が夫のことで最も悩んでいた時期に、電話で相談したところ、母から「私は何も知らない事にする。父には内緒にしとく。もう相談しないで。」と言われたこともある。

何故、父に隠そうとしたか、それは、父が私を心配して助けようとすること、つまり離婚とか実家に帰るとかになると世間体が悪いから、それを阻止する為だった。

今も、母から電話が来ない日が続く時は、必ず何か理由がある。

私に隠したい事がある時は電話をかけてこない。
昔から自分勝手な母親である。

もし何か大事な用なら、弟から連絡がくるはず。だから母の電話は暇つぶし。私と話せない時は、他の親族にかけているようだ。

母のお喋りは異常?と感じた時があった。

家に手すりをつける工事の時。
業者の中に若い女性がいた。その人にずっと話しかけていた。仕事の邪魔になっていた。何を話しているかと聞いていると、ただの世間話や自分のことだ。呪文のように一方的に話続けていた。

客だからと我慢して笑顔で対応されていたが、弟は注意しないし、私が母を引っ張ってきて注意した。それでも聞かず、また話しかけていた。

こういう事は予想できたので、前もって母に注意していて、母も「そんな人がいるの?迷惑よねえ」と言っていたのに、結局やっている。

一番嫌なのは、「私もいつ何があるかわからないからね」と言って、自分をもっと大事にするようしつこく言うこと。

それも、もう20年ほど前から言われ続けている。

「いつ何があるかわからないのは、全ての人よ。車を運転し、外で活動する私たちの方がよっぽど危険だわ。」と言い返している。すると即、電話をきられたりする。(笑)




     

昨日はカラオケに行って良かった。

足の絆創膏を隠して、何ともないふりをして行った。


行く前と行った後の気分が全く違った。

これまでは、母が病気になってから、実家に行ったり来たりで、母からの毎日の様にくる電話や家の事にも追われ、たまに映画には行っていたけど、どこかでのんびり遊んでいる場合じゃないと思っていた。

カラオケで大きな声をだすことが良かったのかもしれない。
行きたい映画も次々と予定されてるし、少しでも気分転換できる様にしよう。
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体調管理にばかり神経使いがちだったが、精神的な管理ももっと大事だなと感じた。

寝たきりになったら、それもできないんだなあ。どうやって気分転換したらよいんだろうと、介護面でのサポートも考えたりした。

ベッドの横に窓があり、外の景色が眺められるだけで随分違う。そこが庭で、花がさいていたり、緑いっぱいなら心穏やかになるだろうし、好きな音楽を聴くのも良いかもしれない。

本人の気持ち次第だが、もし自分ならどうかなと想像してみた。

父も言っていたが、長く寝込むのは避けたいものだ。家族に迷惑かけたくないのと自分も地獄な気がする。

この前の転倒もそうだが、人生のヒヤリハットという体験は何度かあった。一歩間違うと命を落としていたか、誰かを怪我させていたかもと思えるような体験だ。

車を運転していると特にそういう事がある。

だれでも、いつ何があるかわからない、今日一日、無事に生きてこれたのは奇跡なのだと思う。

この話、実は20歳の同窓会で、友人が皆に話していた。当時も、素直にそうなんだな、生きてるって大変なことなんだなと思ったのだが、それを自分の体験で実感するようになってきている。



     


実家に帰った夢を見た。

両親と弟と私がいて、私が料理を作っているところだった。


母が弟と押し入れを空けて、何か言っている。見に行くと、火がついている。
大変だ!水を!早く消さないと!と私が叫ぶ。

母は、何の反応もなく、弟は、水なんかいらないよ、とパタパタと叩くだけで、火がどんどん大きくなっていく。それでも慌てず放置する2人。
いったいどうしたの?と思いながら私が台所から運んだ水をかけて消火した。という夢だった。

寝る前に見たドラマなどの影響で夢をみることもあるので、たいした意味はないのかもしれないが、火を見ても平然としていた2人は何だったのだろう。

夢分析してみたいものだ。私の心理状態がおかしいのかもしれない。
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今日は日曜だが、足のケガの消毒にいかねばならない。

たいした事はないから良かったものの、病院に毎日通うのも疲れる。待ち時間があるからだろうか。

かといってまだ痛みがあるのにもういいと言われたくないし、通うとどこか安心する。勝手なものだ。

そう言いながら、病院の後は久し振りにカラオケに行く予定だ。

自分はカラオケは苦手だが、人が歌うのを聞いたり、一緒にお茶を飲んだり食べたりするのが好きなのだ。

また転ぶんじゃないかと、少しトラウマになっているが、そんな事言ってたら益々足腰弱くなる。

それと目や耳も衰えているのかもしれない。
夜は見えにくくなっていることは確かだ。

いよいよこれが老化というものか、とがっくりしている。


     

母が自宅での飲み薬での治療を初めて1週間がたった。

色々副作用がおこりうると医師から聞いていた。
数日は何もなく順調だったようだが、昨日電話がきて「目がぼやけてきた」と言う。

これも医師から聞いていたので、慌ててはいないが、抗がん剤治療の入院でも、いっさい副作用がでず、脱毛が少しあっただけなので、母は変な自信を持っていた様だ。

そこへはっきりと副作用らしき症状があったので、少し残念がっている。「病院にいくべきか、様子をみるべきか」と言っている。弟は、「様子をみたら?またすぐ診察にいくんだし」と言ったらしい。

母は、すぐにでも医師にみてほしいと思っている。「何か症状がでたら連絡ください」と言われたからと。

私はいつもインターネットで、色々調べて自分も勉強をしようと思っている。それを母も知っているので、私が何かアイデア?をくれると思うのか、弟に病院に行かせるよう、説得してほしいのか、何かを期待して電話をかけてくるのだろう。

「目に障害が残るのも困るから、病院に電話で相談してみたら」と話したが、そこで用事が入り電話がきれた。
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その後、すぐまた電話が入り、話の続きをしようとしたら、葬式の話が始まった。
葬式はこうしろ、ああしろと言い出すのだが、電話で言われてもどうしようもない。

要するに世間体を繕えということだった。

葬式後も、実家にしばらくいて、家事をやれだの後始末がどうのと言い出す。

命令口調で、そんな風にいくら言っても、弟がどうするかわからないし、もしかすると「長男の嫁ですから私が決めます」と突然あの人が仕切る可能性だってある。
私も県外だし、いつまでも実家にいられない、結局弟夫婦が仕切ることになるだろう。

今でも一切こっちの希望は無視の彼女が、葬儀中だけいう事きくとは思えないし。

親は、長男をあてにしていたからこそ、娘の私と差別して弟家族を大事にしてきた。
それは喪主となる(と親は決めている)息子に言うべきことだ。

「私に任せるなら希望をきくけどね。結局私には何も言うなって今も言うでしょう。今私に何を言っても意味ないわよ。お嫁さんに言うのが一番いいと思うけど」
みたいないつも思っていることは伝えた。
いくら話しても、聞いていない母。客がきた様だと突然電話が切れた。

結局、息子にはいい格好したいから、言いにくい事は私を使おうとするのだ。私は汚れ役。
もうその手にはのりません。

いったい、何を言いたくて電話してきたんだろう。目はどうなったんだ。どうでもいいなら聞いて来ないでよと思ったが、それも今元気だからであり、電話もこなくなったら寂しくなるだろうか。

と思いながら、足のケガの痛みと不便さに自分がふがいないのと、いつ何があるかわからないという恐怖心みたいなものがまだ残っている。

     

やってしまった。

ちょっとした怪我を。

家の前の道路はぼこぼこしており、ちょっと転んだだけで怪我がひどくなりやすい。数か月前、斜めになっているでこぼこの部分でくじいて、転び、ひどい擦り傷と青あざを作った。年齢的にも足が弱く鈍くなっていると思う。

なのに、また昨夜転んでしまった。強い雨なのにでなきゃいいのに傘をさして外を歩いた。ほんの3分しか歩いていないのに、何かにぶつかって膝をついた。

傘は壊れるし、服はびしょぬれだし、恥かしい。誰も見ていなかったが。ちゃんと周りを見ていない自分が情けない。

転んだら傷が深くなりそうなでこぼこ道路、またやってしまった。


膝下の部分から血がでてきて、腫れていた。


歩けるので、打撲だろうとは思ったが、一応病院へ。たいした怪我ではなかったが、消毒に通うことに。
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子ども達の怪我には頻繁に病院通いをしていたが、まさか自分がこんなドジをふむなんて。

母の付き添いや厳しい予後の説明を聞いたりしたのも辛かったが、自分もいつ入院するかわからないんだよなあなんて思った。

嫌、そんな事はだめだ。今は。とにかく気をつけるしかない。自分のドジさに反省し、自己嫌悪。


母には言えない。すぐに治るだろうからそれまでは帰省しない。今、だいぶ落ちついているようだし。

転ぶ瞬間、「あ、やってしまった」と思ったが、記憶が飛んだ。どんな風に転んだのかわからないのだ。

なぜここが?と思う場所を怪我しており、不思議だ。

ぞっとしたのは、車が来ていたらと思う事。
暗い雨の夜道、転んだ私に気が付かず、車が来ていたら、そんな事を考えて、夜は興奮して眠れなかった。自分が運転することも怖い。そしてのどがやたらと渇いた。

この程度でこうなんだから、もっとひどい怪我の人はどうなるんだ。落ち着け。

母の突然の発病といい、私の怪我といい、今年はこれまで無かった事が続くので、本当に気を付けたい。



     


あるテレビ番組で、一般人参加の特別番組をみていた。

参加者の中に、カップルがいて一見仲良さそうなのだが、何でも男性が女性に押し切られていくタイプにみえた。
女性はテレビカメラの前で「結婚したいのに、彼が煮え切らずしてもらえない。どうにかして結婚したい」と訴える。
男性は、あからさまに(嫌だな)という表情をする。
テレビ的にはここで公開婚約させると盛り上がるだろうと、司会者や周りがはやしたてる。


それでも、男性は「いや、まだその気持ちにはなれません~」とか、「何か重い気がして~」とか、乗り気では無い。
テレビで言うのだから本音だろうと思った。テレビ局のヤラセ?とも思ったが、いよいよ結婚すると言えという強引な流れになると、男性は本当に嫌そうな、泣きそうな顔になった。

ならなんで一緒にテレビにでたんだよと突っ込みたくなった。
そもそも、結婚する気が無いなら、若いうちにきっぱりと彼女に言えばいい。

期待だけさせてだらだら付き合い、結局結婚しないとなれば彼女が可哀想だ。
断っても付きまとう訳じゃないだろう、仲良く同棲しているんだから。
と思いながら、でも、真実は本人しかわからない。

「女の子がずっと待っているのに、ここでふったら可哀想じゃないか、男らしくテレビの前で、プロポーズしろよ」という圧力が凄い。女の子も、強気だ。その為にテレビ出演を利用したのかなとさえ思った。
彼に、この場で「結婚しません」という選択肢が無かった。

結局、男性は「結婚する」と言わされてしまった。どう見ても、無理やり。言わざるをえない雰囲気だった。やった!と喜ぶ女性。最後まで困った顔の男性。

このカップルはこれで案外お似合いで、うまくいくのかもしれない。

でも、私は見ていて不愉快だった。

そういう個人的な事を番組的に利用したテレビ局も嫌だし、この女性も、個人的に嫌だった。

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似た様なパターンで結婚した同級生がいた。その女性を思い出したのだ。しかもテレビの女性と顔つきや雰囲気が良く似ていた。

その私の同級生は、お風呂に何日も入らず、髪がべたっとしていたり、服も部屋着みたいな物を着替えず、繰り返し着る。歯も虫歯で綺麗に見えない。身の回りを気にしないだらしない印象があった。

一方的に好きな男性の一人暮らしの家に押しかけ、お酒を飲ませフラフラになったら誘惑する。強引に泊まりこみ、周りに私は彼女よと噂を広げ、男性を縛り付ける。

自分が彼から愛されていないのを知っている。だからいろんな手を使って自分から逃げられなくする。

彼に好きな女性とか、彼女がいたとしても関係ない。自分が邪魔をしてかき回し、仲を壊す。

彼が拒否したら次は、彼の友人に相談という名のもとに、「私を弄んで捨てようとする冷たい人」と騒ぎ、嘘泣きをし、最後は親まで巻き込む。

だいたい、こういう女性に捕まる男性のタイプは共通している。
人から批判されるのを嫌い、真面目で、はっきりNOと言えない人。優しい人(悪くいえば優柔不断)

「責任をとって」と言われたらもう諦めてしまう。記憶になくても、どんなに女性の方から誘惑された結果だとしても、「話が違う」とは言えない。

このタイプの女性は、プライドが高いから怒らせると怖い。

どんなに「君のことは好きじゃない」と言っても、聞き入れない。逆に意地になる。

そして、強引に結婚に成功する。その後はどうなるのか。こんな結婚をして幸せになれるのだろうか。
こんな結婚をする人は意外に多い。
結果が幸せであれば良いわけだが。私がどうこういうことではない。

ある人は、旦那さんを尻に敷き、自分が主導権を握っている。旦那さんを大事にしているかと言えばそうでもない。ずっと後悔を引きずっていた旦那さんから、離婚を言い出された人もいる。

結婚までのなれそめを聞くと、女性側は「一途に想っていた彼氏への愛が通じ、努力が報われた最高の結婚」と言い、「障害を乗り越え、純粋に愛し彼に尽くした美しい恋愛物語」になっている事が多い。

彼氏の側から聞くと、正反対で「ストーカーまがいで、しつこくて、断れば泣かれ、親から責任とれと脅されて仕方なく結婚した。毎日後悔ばかり。」と言う。こんなに違うものか。

反対に男性からストーカーされて、仕方なく結婚した友人もいるが、結局離婚した。

「好きでもないのに、何で結婚しちゃったの?」と言いたくなる話だが、いざその場になると投げやりになるのか、自分を見失うのかも。私も似た様なものか。



     

数年前の自分の写真を見ると、今より痩せている。
そのもっと前は別人のようにガリガリだ。

数年前「太った」と騒いでいたのに、その姿を見て「痩せてる」と思えるんだからどんだけ太ったんだ。

今思えば、代謝の良い体だったんだな。汗かきで、いくら食べても太らなかった。

やせの大食いだったんだと今になって思う。

痩せているから、「食べないんでしょ」「だめよ、食べないと」と勝手に決めつけられ、他人ん家にいくと少ししかよそってもらえなかった。他人の家の食事は緊張するのでそれで良かったが、黙って食べているとまた説教された。
特に妊娠中や出産後は、痩せている人への偏見がひどかった。

難産だろうとか、小食だろうから母乳がでないだろうとか、お婆さんたちの意地悪がね。
全くそうではなかったのに、女の敵は女か?とも感じた。

「よくそれだけで足りるわね」と。勝手に少ししか出さないで、もっと食べろと説教だけされるという理不尽さ。遠慮しているんだよと心の声。

かといって、「食べても太らない、いや太れないんです」と言う物なら「まあ自慢?嫌味?」と返される。

痩せ方も色々で、私の痩せ方は見苦しく、上半身が貧相、下半身は太いというカッコ悪さ。

服が似合わない。顔もやつれてみえる。
貧弱な体型をカバーする服を着ていると、またそれに色々言われたり。

だからもっと太りたかった。そう思って更に大食すると、太り方も見苦しいのだ。
顔と腕、足、お腹だけがふくれる。特に顔。

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で、歳をとり、中年太りが当たり前になってきた。

もう諦めた。健康にさえ気をつければ痩せなくてもいいやと。

若い時と違って、少しくらい丸い方が皺がのびていいかもと誤魔化す。
これで今痩せたら、肉が垂れて大変な顔になるかもしれないから、これをキープしようと思うようになった。

なぜこんな事を思うかというと、母の病気を体験したからだ。
母は1カ月で10キロ近くやせた。顔がふっくらしていたのに、皺がめだつようになり、本人が髪の次に気にしている。
もともと母は理想体重よりずっと太っていたから、今が理想体重なのだ。だから病的ではないよと話している。

しかしだ、急に骨ばってきて、背中は丸くなり、老婆になってきた。

本人はそれが一番嫌だったようで、焦っている。
早く元のようにふっくらと太り、元気に買い物に歩いて行きたいと願っている。
毎日歩く様にし、なるべく食べる様にし、少しづつ体重が増えて来たようだ。

ある日突然、食べたいものが食べられなくなる。動けなくなる。痩せて来る。髪が抜けて来る。
母にとってはそうだったろう。

思いがけず突然に、それまでの生活が激変することは、誰にでも起こり得る。


もし自分がそうなったら~一気に若い時の体重に戻るだろう。でも、当時とは痩せ方も違う。本当に病人に見えることだろう。

その為にも、太ることはある程度必要なんだと納得している。


     




見た後は、もういいかなと思ったが、時間が経つにつれ、じわじわくるものがあり、また観たくなってきた。

ネットでのレビューを見ると、「感動した」「泣いた」「また観たい」というものが多い。
確かに勝手に涙がでてくる。感動ではなくて、あまりにせつなくて。

エルトンの音楽を楽しむ為に見に行ったはずが、名曲の数々がせつない動機で生まれていたと知ると、味わうというより、辛い気持ちで聴くことになる。

エルトンが売れればうれるほど、笑顔と派手な衣装とパフォーマンスに圧倒されるが、それも心を隠す鎧だったのかと、辛い気持ちでライブシーンをみることになる。

だから、知り合いのエルトンファンの人は、映画を観た後「期待がはずれた」と言っていた。

エルトンの曲とエルトンの良さをアピールする内容を期待していったようだ。

そこが、健在している本人の監修があるかどうかの違いだろうな。

亡くなっていれば、全く違う描き方をしたと思う。
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私は、エルトンがこの映画で、親への屈折した恨みというか、愛情不足が根底にあった孤独な自分を終わりにしたかったのだろうと思う。どろどろとした病んでいた自分を映画で暴露することにより、区切りをつけたかったのではないか。

同性愛も悩みであっただろうが、根底は親の愛情不足だ。全てはそこにいきつく。

大人になっても、まだ親に認めてもらえず、怒りと涙を抑えられない子どもの心を引きずる自分がいる。いくつになっても、消えない心の寂しさから逃げられない。

「ハグして」と言っても、してもらえなかった可哀想な幼い自分を、大人になった自分がハグしてあげるなんて、辛いシーンだ。
少しでも似た様な体験をした事のある人は、ぐさっと突き刺さり、涙なしでは見られないと思う。

若い頃に名作が多いのは、悲しみが原動力になっていたからか。

良い友人がいるのに、孤独感から逃れられない。お金が入っても名声を得ても。
フレディと似た様な人生だ。
でも、エルトンは生きている。良かった。生きているから今は幸せになれた。
ラストでは、笑顔にさせてくれる。

彼が「映画をみて泣いた」という。納得できたのだろう。

イメージを裏切らない俳優の能力の凄さにも救われたし、俳優の演技や歌を楽しむという見方もあると思う。

現在子育て中の方が、この映画を観て子どもさんへの接し方を振り返ったり、ハグが増えたらいいなと思う。
当時の、まだ前髪のあった若いエルトンの動画を探してみた。

思い出した。青春時代を。

映画を観た後は、曲が違って聴こえる。そうかこんな心境で作ったのかとか、色んなシーンが浮かんできて更に心に響く。


     

夫の人格が普通ではないと思っているのは私と母と弟と被害にあったことのある他人の方々。

友人や近所の人、同級生、誰にも詳しく話さないから、身近な知り合いは何も知らない。

それが気楽で良かったと思う。

話したところで、「まさか」「嘘でしょ」「ありえない」「でも」となるので、理解してもらおうとも思わないし、黙ってる方がいい。

ありえないと思うことの一つに、子どもの進路について関心が無いということ。気にしているのは学費のみ。私立か公立か、少しでも子に使うお金が少なくなることしか頭に無い。

姑が元気だった頃、私の実家に電話がかかってきて「今日、高校の合格発表でしたよね!公立に受かるか私立に受かるかであの子の負担がかわるから気になって!」といきなり言われたのだ。夫は姑に執着していたのでよく電話で話していたらしい。まともな祖母なら、素直に孫が進学することを応援してやれと言うだろうが、そうではなかった。


裏で、親子で、子どもにお金がいるから参った。ととにかく一円も家族に使いたくないと、いかに嫁や嫁の実家にださせるかを話しあっていたようだ。

夫は結局子どもにはお金をださなかった。
他人にはカッコつけて浪費するのに。

「家族を犠牲にしてまでも他人を大事にした偉人」になりたいと本気で夫は思っている。
誰も大事にしていないのに。

結局子どもたちは、奨学金や県の援助制度を色々使い、無事に卒業できた。


子どもの高校は、進学校だったが、驚いたのは、夫も姑も、本人に「合格おめでとう」の言葉を一回も言わなかった。
公立で、よく頑張ったね、親孝行だとほめてくれたのは私の親。入学祝いも夫の実家からはもらえず。何か悪い事をしたかのような態度をとられた。

夫と姑は「公立でお金がかからず良かった」でおわり。「進学校だから大学にいくつもりか、またお金かかるじゃないか」という事を親子で愚痴っているみたいだった。
酷い話だ。

そうなるのが嫌だから、夫は家族から逃げて遠くに引っ越した訳だ。

悪意の遺棄で訴えられたら困るから、少額を送金したり、気がむいたら帰宅したりと小細工は行い、口では嘘を言い触らし、良い父親を演じる。

そんなエネルギーを使うより、普通に生活した方がずっと楽なのにと思う。


我が子にお金を使わないのに、口では「俺の方が頭が良かった。」だの「もっとレベル高い大学にいってみろ」だのと言う。

子が、勉強を頑張って良い学校に行ったとしても、また文句を言う、いったいどうしたらいいのか!と子どもは心を病んでしまうのではないかと、それが一番心配だった。
俺様を尊敬しろ、俺様は誰より偉いんだ。とどうにかして言いたいようだ。

父親としてお手本を示すどころか、軽蔑されることをしていると何故わからないのか、不思議だった。
今思えば、裏で、義両親が夫の後押しをしていたからだろう。

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私は、夫の間違いを子どもたちにはっきり言い、夫から守ることに徹した。

それを夫は、洗脳だの作り話だのと騒いだが、無視している。

「子どもの努力を認めない父親」だということが、その証明だ。
子の喜び、悲しみを一緒に分かち合うことができない。

いきつくところは、「自分に楽をさせない妻子なんていなければいいのに」という事だ。
苦労しても、子と一緒に暮し、成長を見ていく事が親の希望だと思うが、そこが欠落している。


しかし、こういう人たちは、嘘つきなので、世間の前では真逆のことをいう。

子どもの話になると、「良いことは全て自分に似た。自分が育てたからこうなった」、と言っている。

以前義実家の電話が壊れたというので、うちにあった使っていない電話機を夫が貸していた。

それが返ってきたので、物置にしまおうと思い電話機をチェックした。

すると留守電のメッセージが消えておらず、入ったままになっていた。
夫の声が何回か入っていた。
上に書いた事は、そのメッセージに入っていたのだ。その記録は保管してある。



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