りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

     



名誉棄損というが、私は何の名誉も傷つけられていない。世間に言いふらされた訳でもないし、社長さんとは知り合いでもないし、オジサマが黙っていたら知らなくてすんだ話。

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夫がくびになったのは、夫に原因があったわけで、それを私とは全く関係はない。

むしろ、嫌な思いをさせたのは、この話をご親切に教えてくれたオジサマじゃないか。


オジサマと似た頭を持つ夫は、その話を鵜呑みにした。そもそも、夫が問題にしたいのは、「理不尽な解雇に対する訴え」だろう。

何故それが、「妻の名誉棄損を訴える」になるんだ。


自分は泥をかぶらず、妻を利用しようなんて、しかも他人から言われたからと言って、はいそうですねと言う?何かおかしいと思わない?証拠も無いのに勝てると思う?


オジサマも、社長の事は良くは思っていなかった様だ。
要するに、人を利用して、嫌いな人に復讐しようとしているだけ。

負けても他人事。どんな結果になろうが自分は関係ないととぼければ終わり。他人の不幸は蜜の味。

いるいる。大げさに話を盛って、言いつけて、人と人をもめさせようとする人。裏で煽っておいて、後は知らん顔。くだらなさすぎる。

幼稚な事をする人はいくつになってもするんだ。


そんな話、誰でも「そんな事できませんよ。冗談でしょ」と言って終わりだろう。


そうじゃないのが、夫である。「ふむふむ、なるほど」と、その気になる。


利用された結果、失敗しても、自分は悪くないと思いたいから結果「騙されていない」と思い込む。

だからまた騙される。自分も人を騙すのに。わからないのだろうか。似た様な人間同士で、足の引っ張り合いをして、同じ世界でぐるぐる回っているだけ。


オジサマは、夫が簡単に話にのってきたので、騙しやすい男だなと思った事だろう。

自分の企みを疑われない様に、とにかくお世辞ばかり言ったようだ。


「君は正しい、出来る男だ。君の奥さんもできる人だ。だから戦って、身の潔白を証明するべきだよ!」

みたいな話をして、煽っていく。

普通にどう考えても、このオジサマ、嫌な人だとわかりそうなものだ。


私がそんな作戦にのるわけがないという判断もできない二人。女性への差別意識を持つ2人だから考えが甘いのだった。





     

誰か味方を欲しがっていた夫に、チャンスとばかりに話を聞いて、励ましたオジサマ。
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「社長は悪い人、君は被害者だ、僕は君の味方だ、応援するよ。何でも相談して。」と優しいオジサマに、夫はすがりつく。勿論、私には内緒だ。(私はこれはだいぶ後で知った)


オジサマは、夫に社長と戦う事を勧める。1人でどうやって戦えばよいのか、躊躇う夫に色々とやり方を言ってくる。

「奥さんに戦わせればいいんだよ。」とそそのかしたオジサマ。

そんな事より、反省して、早く次の仕事を探してほしいのに、余計な事をするオジサマだった。

「奥さんに名誉棄損で訴えさせればいい。」と。何のこと?妻と社長は接触もなく、自分の退職とは関係ないのに?と夫が問う。
するとオジサマは、最初に私をわざとらしく褒めたおす。「以前、お話した時に、奥さんがどんな人かわかったよ。あの人なら勝てるよ。奥さんと社長を裁判で戦わせるんだ。」と言う。

オジサマは、私に悪意を持っていない印象づけをした後、「あの社長は、君の奥さんの悪口を言っていたんだよ。それもかなり嫌な言い方だった。それを名誉棄損で訴えればいい。」と言い出す。


私と何も接触のない社長さんが、なぜそこまで私を悪く言うのか、全く話が支離滅裂。夫が自分のダメさの言い訳に私のせいにしたのか、原因は夫しかいない。

いや、もしかするとオジサマの作り話かもしれない。社長ではなく、オジサマ自身がそう思っているのでは無いかと思った。その前に、根にもっていただろうから。

それをとぼけて、素直に信じる夫。

会話に現実味が無い。そんな事で裁判なんてできる訳がない。

それがオジサマと夫とのやりとりだからなのだろう。理解不能な会話が成り立つ2人。

    ( 続く)



     

いつもの事で、夫が社長と喧嘩をし、くびになった時の話だ。
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社長の性格も色々あるだろうが、調子に乗っていつもの社長批判と偉そうな態度をとり始め、まだ何の実績も無い夫は、解雇された。

「会社の方針が気に入らなければ、いなくてよい」と言われるに決まっている。しかも、転職で、採用してもらった恩があるはずだ。貢献してその期待に応えるのが先だろう。

謙虚さも最初だけ。慣れたら、まるで自分が経営者の様に妄想する夫は、社内でも異質な存在だったと思う。


後から聞いた話では、くびになったきっかけは、大事な取引の書類を紛失して大騒ぎになった事だそうだ。

その時、皆が必死で探しているのに、他人事な態度。しかも「整理ができない人間が無くしたんだ。能力の無い奴だらけだなあ。」と、探しもせず批判していたらしい。


結局、上司が苦労してどうにかその場をしのいだとか。

その後しばらくして、夫のぐちゃぐちゃした机の中から、その書類が出て来た。
見つけたのは上司だった。

夫は、他の社員の陰謀だと言い、ミスを認めなかった。
人には整理ができないのはクズだと言いながら、一番整理ができないのは夫だった。

散乱した机を見れば明らかで、普段から大事なメモを紛失したり、約束を忘れたりはしょっちゅうだった。

その都度、言い訳をしたり、相手に責任を押し付けたりと、社内での悪評判が広がっていた。

反省しない夫の態度に、会社としてはこの人は、会社にとって利益にはならないと判断したのは当然だ。

もし、夫が言うように、「社長がおかしい。自分の言いなりになる頭の悪い奴ばかりを大事にして、有能で意見を言う僕を嫉妬して、排除した。あんな会社はすぐに潰れる。」のなら、とっくにそうなっているはず。


夫がいなくなっても、悪い事は起こらず、会社は成長している。

「最初の印象と別人の様に変わった。あんな人とは思わなかった。がっかりした。」と、どこに行っても言われている。

私だって、私の親だって同じだ。

夫は、そんな過去を塗り替える。「かつて僕が経営に携わった会社」などと言い換えて、素晴らしい経歴として記憶している。子どもが妄想してつく小さな嘘みたいに。


絶対に現実をありのまま見ない。


そんな時、あのオジサマが再び夫にすり寄ってきていた。






     

続きがある。縁を切る少し前の時期のこと。

当時夫は、どこに勤めても、”自分が一番優秀である”という妄想?思いこみ?があった。

「この会社はつぶれる、自分が社長になればうまくいく。今の社長はだめだ。」
と言いだす癖があった。転職するたびに、時期がくると同じ事を言い出すのだから、ここまでくれば病気みたいなものだ。

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入社する時は、「良い会社にヘッドハンテイングされたんだ(嘘である)社長がいい人だった」と言い、内緒で転職した事を正当化する。

私は、どうせそのうち「社長はダメだ、だまされた」と言い出すだろうと予想していた。

相当の能力があるならともかく、ミスが多くてノルマを達成しない平社員の立場。
雇ってもらえて有り難いと私は感謝しかないが、夫はそうではない。

「俺様が、こんな会社に勤めてあげているんだぞ、本来幹部でいるべき立場なんだぞ」と内心思っているし、私の前で口にする。
実績も上げないうちに、職場に慣れて来ると偉そうな態度がでてくる。

家族も親族も、夫の事を「いつも上から目線で、人を見下している態度、何とかならないのか」と言う。
第一印象は、謙虚で温厚な良い人だと思われて、すぐに人と馴染むのだが、次第に偉そうな態度になってくる。

だから、トップの人達と喧嘩して首になるというパターンになるのは当たり前だ。

なのに、夫は
「僕が能力があって、お得意先から慕われるので、上司が妬んでるんだよ。」と言い訳する。

「評価してくれる人がいるから自分は正しいんだ。僕をけなす人は嫉妬しているか、見る目が歪んでいる」と言う。

私から見れば、外部の浅い付き合いの人は、表の顔を信じると思う。
片面しか知らない人たちの応援して下さる気持ちに対して申し訳なく思う。


夫の職場の様子と言うのは、実際目にした事があったり、上司から直接苦情を聴いたり、会社の人から聞いたり、そして夫自身から聞く話で、予想できた。


「いつも自分を見つめながら行動してほしい」と私は言うしかなかったが、意味が理解できない様で、他人の事ばかり批判する。

夫がくびになった時、夫と良く似たあのオジサマは、夫を煽り、私まで巻き込んで、我が家が破滅する様に仕向けようとしたのだった。(というのは大げさかな。)



     

オジサマの話の中には、確かにそういう考え方もあるかなと思う部分もある。

しかし、「女は」「奥さんていうのは」「うちの奴もダメな女房で」とか、相手(私)の事を何も知らずに「女は皆だめ」「教えてやらないと」「地方はだめ、都会じゃないと」とか、お説教がくどい。
人の家に来て、目の前の人にいきなり説教をする。

こういう話をすれば、女性は皆「まあ、凄い!勉強になりました。私は無知なので尊敬します!」とでも言ってもらえると信じきっている様子だった。

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夫も、こんな人になぜお金を渡すのか、愚かとしか思えなかった。
オジサマと考えが似ていて、居心地の良い相手だったのだろう。

オジサマは、夫を取り込み、利用しようとしている様に見えた。
夫への賞賛、甘い言葉や励ましがわざとらしかった。
夫は、家族への情はない。ただ目の前に、おだてる人がいれば、その人が世界で一番大切な人となる。単純だ。
だから詐欺師みたいな人ばかり、次から次へと寄ってくるし、夫もまた騙すので、似た者同士でいつもゴタゴタの連続になるのだ。

私は、ゆっくりと説明した。
「地方にいないで、都会で働けと言うのは理解できます。(オジサマ)は、都会で仕事された体験からそうおっしゃったのですよね。ぜひ、その体験談をお聞きしたいです。( ̄ー ̄)ニヤリ」

「私の事を、田舎から出た事がなく、視野が狭いとおっしゃっていましたが、私のどこを見てそう感じられたのでしょうか。今日初めてお会いしたのに、そんな印象を受けられたなら、改善しようと思います。
ご想像と違い、残念ながら、私はかつて都会で暮していました。仕事もしていました。夫が都会で仕事をしていれば私も再び戻れたはずです。
私も(オジサマ)に賛成ですから、どうぞそのお話は夫にして頂けませんか。家族と一緒に都会にでろと。( ̄ー ̄)ニヤリ」

「指導料を受け取っておられるようですから、ドンドン夫を指導して、成果をあげさせてください。」


こういう事、前にもあったような。
あ、Y氏との件だ。


こんな事ばかり繰り返す夫の人生。もうこんな人の奥さんでいたくない。

きっと、夫を通じて想像する妻のイメージで、周りは予想するんだろう。それと、詐欺師が人を取り込む時に、相手の家族が邪魔なのだろうな。
だから夫自身も、家族が足かせで自由にできないと思い込んでいるのだろう。現実は逆だとわかっていない。
家族のおかげで、騙され、破滅するのを何度も防ぐ事ができた。

(私はたいした人間でもなく、何の取柄も無いが、夫とは違うタイプの人間だと思っている。)

人との縁は本当に大事。善人で、人から好かれる人と縁があれば、その人の周りに良い人、良い運が集まる気がする。

根が意地悪で、敵を作る人の周りには、その人を恨む悪い気と嫌な人が集まり、嫌な事ばかり起こる。

いくら自分がしっかりしていても、嫌な事を跳ね返す無駄なエネルギーを使い、弱ってしまい、良い運も逃がしてしまう気がする。

縁が切れる相手ならすぐに切る。切れないなら、少しでも離れる。

そして楽しい事を見つけ、自分を守るエネルギーを蓄えておく。それが、なかなか難しい。

それで、このオジサマは、私の反撃の後
「うちの妻が、ダメな奴だから、奥さんも同じと思ってました。違うタイプの人もいるんだなあ。」と笑ってごまかし、それ以降、私に接触してくることはなかった。

何も良い事がおこらないので、夫はお金を払わなくなった。

オジサンは怒って色々企んだ様だが、夫の飽きやすい性格のお陰で険悪になり、縁が切れた。

それから2年後、そのオジサマの奥さんが亡くなったと噂が入った。

体調が悪いと聞いていたが、突然だったらしい。
もしかして、この人が旦那さんでなかったら、亡くなる事は無かったのでは、と勝手に心の中で同情した私。

奥様が亡くなって、オジサマは、気がついたそうな。

「ダメなのは自分の方だった。妻の偉大さが良くわかった。自分は妻に甘えていた。いつも馬鹿にしていたのは間違いだった。悔やまれる。」と泣いていたそうだ。


その話は夫から聞いたのだが、夫はその事をどう受け止めたのか。他人事だろうな。


     


これまで、自分が出会った職場の上司には、夫みたいなタイプの人はいなかったように思う。

短いサイクルで全国的に社員の異動があったりした。
人の入れ替りにより、外からの風が入ってきて、マンネリや慣れ合いも無く、視野が広くなれる気がした。素敵な知的な刺激を与えてもらえた。

夫は、最初の仕事の上司から学んだ体験だけが絶対だと記憶し、どこに行っても古い、昔のやり方の「慣れ合い」「接待」で仕事はうまくいくと思い込んでいる。「信用を得る」事は後回し。きちんとした仕事はできなくても接待で誤魔化せると言う。本当の信頼関係は築いていないから、簡単に縁を切られてもわからない。


何がいいか悪いかは別にしても、夫は自分と似たタイプの人に引き寄せられ、自分も引き寄せていく。なので、夫の仕事仲間には、古い考えの頑固なオジサマが多い。
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かつて、夫が慕っていた人と(私は苦手なタイプだったので避けていたが)付き合いを押し付けられた事があった。その人は、誰にでもやたらと説教、指導する人だった。

似た者同士。夫が慕うのはこんな人ばかりだ。

以前、その人がうちに来て、説教を始めた。

「奥さん、地方にいると視野が狭くなりますよ。都会に住んだ事が無いからわからないよね。旦那さんに頼ってばかりで足を引っ張ったらだめですよ。旦那さんが困ってますよ。一度都会に出てみなさい。私の言う事がわかるから。女は能力が無いし男に甘えてるから、だめなんですよ。」


仕事についても、「絶対にこれをやれば客は感動して売り上げがあがる」と言い、やれと強制する。


例えば、お店の販売をする人なら、百円の物を買った客であっても、会員カードで電話番号を調べて、その日のうちに電話を掛けろと言うのだ。


「先ほどは、お買い上げ有難うございました。商品はお気に召したでしょうか。」と聞けと言う。

また、客の住所を調べて、家までお礼を言いに行けと言う。


そこまですれば、客は感動すると言うのだ。そうやって事業に成功した社長の本を読んだという。


私が、「それはやりすぎです。個人情報の問題もあるし、ストーカーじゃないですか。家や車みたいな大きな買い物ならともかく、そんな安価な買い物しただけで、家を調べて連絡してくるなんて、逆に客は引きますよ。」と反論すれば、

「奥さんはどうせたいした仕事してないんでしょう。地方のつまらぬ仕事しかしてない女の人にはわからないんだな。もっと勉強した方がいい。」と言う。


夫は、他人事みたいに知らん顔。

(初対面の人に、良くそこまで言えるよなあと驚いた。第一この人は、都会に住んだ事もなく、企業に勤務した事も無い人。地元で自営業をしているのだ。何を言っているんだろう。夫の友人なんてこんな人ばかりだな。)と思いながら黙って聞いていた。

この人は、コンサルタントでは無いのに、指導料として夫から毎月数万のコンサルタント料を貰っていた事を知って唖然とした。こんな人に?何の為に?馬鹿じゃないの?


あまりに、言う事が失礼で、妄想にまみれていた。

話が途切れたところで、ゆっくりと私は反撃に転じた。




     

相談なしに勝手に別居を決められてからもう何年たったかな。

夫は、自由にしているつもりでも、尻尾は私が押さえている様なものだ。

女性を馬鹿にしないで。結婚をなめないで。子育てをなめないで。世間をなめないで。

だから簡単には縁を切らない。向こうは向こうで、家族をキープしているが、お互いの目的は全く違う。

こちらに泣きつく時だけ連絡してきて、自分の我儘を通したい時は、嘘をついたり、内緒で行動している。
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夫が社宅のアパートに住んでいた時は、合鍵を自宅に置いていたので、昼間にいきなり訪問するつもりだった。
それが楽しみだった。子どもに手がかかり、仕事にも追われて、延び延びになった。

さあ、今年は行くぞ、と思った時には、いつのまにか引っ越ししていて場所もわからず。


結局今は、大家さんの家の敷地内の古い家を借りているとか。大家さんちの玄関の目の前に入り口があるらしい。だから人の出入りは丸見え。

郵便物も、大家さんが受け取り、持ってきてくれるらしく、プライバシーは無さそうだ。

何でそんな所に?と聞いたら、家賃が激安だからという。


私は夫の部屋の中を見たいだけで、夫に会いに行くわけではない。ましてや、夫の嘘に合せた妻を演じさせられるのは嫌だ。


大家さんが見ているなら、私が行けば、面倒臭い事になるのは想像ができる。

以前、「そろそろそっちに行って見たい。泊まれる様な部屋だよね?」と質問して反応を見た事がある。

その時は、「今は狭いから無理だよ。もっと広い部屋を借りてから来たら」と言われた。

合鍵もないし、大家さんがいるし、今は来ないだろうと安心している事だろう。


そもそも、その話(家の事)もどこまで本当かわからない。私を来させない為の嘘かもしれない。

「安いホテルに泊まるから、帰宅する費用を私の旅費にあてて呼んで」と言うと、
「呼びたいが、お金が無いんだよ。旅費をだすと送金するお金が無くなるよ」だと。

いつもこういう風に、「そのかわり、~なってもいいのか?」とこちらに不都合な事を駆け引きに使う。このやり方は、どうやら子どもの頃から使って、周りを黙らせてきた様子。


(ほう、そうなのか。なら、なぜ年に何回も飛行機で実家に帰ったり、旅行に行っているのかね?
車を2台買ってたり、パソコンを増やしたり、お金使っているよね。

結婚して長いけど、一度も家族の車、携帯、パソコン、旅行、学費、何にもお金を出してないよなあ。

そうだ、結婚式も新婚旅行も私に全部ださせたまま、うやむやだよね。)

今は言わない。後からまとめてどかーんと落とす為にとってある。

おそらく「は?そうじゃないよ。嘘だろう。妄想はやめてよ。」と言うだろうな。それとも「もう時効だ。法的には問題ない。」と言うかな。





     

以前にも話題にした事があるかもしれない話だが、これもだいぶ前の出来事。ガラ携を使っていた頃だった。

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別居し始めた頃、夫から連絡もなく宅配便が何度か届いていた。


ある時、届いた箱の中に古い携帯が入っていた。

夫は、物を大事に扱わない。すぐに紛失したり、壊してしまう。買ってはすぐに飽きる。節約はできない、整理が苦手で全てがだらしない。部屋は物であふれ、不潔だ。今もきっとそうだろう。

送ってくる箱に部屋の臭いがついている。中の物はもっと臭うからわかる。

まだ使える物を家族に送る事で、浪費の後ろめたさを消そうとする。家族を助けるつもりで一石二鳥のつもりか。

感謝の言葉を要求してくる。
家族が貧乏に苦しむ事が夫にとっては、家族のお手本、あり方なのだ。
どんなひどいご主人様であろうが、尊敬して耐え、ご主人様をたてるべきである。と言う。そしてそれだけの価値が自分にあると思っている。


携帯が届いたその日にメールがきた。
「携帯、壊れたから機種変更した。まだ動くと思うからそれに機種変更しなよ。」と言ってきた。
                                          

私はすでに自分で新品を契約して持っている。仕事で必要だし、なぜそんな汚れて、壊れたという携帯に機種変更しないといけないのか。意味不明。


最初から「壊れた」の嘘はわかっていた。いろんな物をそうやって送ってきたから。何回同じ嘘で騙せると思っているのか、と可笑しくなった。


もし「壊れてなかったよ。まだ使えるのになぜ買い換えたの?」と聞けば

「あれ?おかしいな。動かなかったのに。直ったのかな。じゃあそっちで使えるから助かるだろう。使えよ」と言うはずだ。全てこの論法なので、またかよ~もう相手してられないよ~と言う気分。


その後も「早くそれを使えよ。せっかく送ってやったのに。」としつこく言う。

私は携帯については「後で」と言い、放置していた。

また「どうだった?携帯使ってるか?」と聞いて来た。

「機種変更の予定もないから、まだ触ってもいない」と返事をした。

すると不機嫌になった。

「せっかく送ってやったのに」、「次の機種変更は中古で充分だろう。」「贅沢だ」とか、自分の事を棚にあげて理不尽な事を言い出す。

面倒臭くなり、その携帯を、捨てることにした。汚れてるし、臭いし。

その前にデータが残っていないか確認し、リセット後、破壊して処分することにした。

データをチェックしたら、全部消してあった。と思ったら、受信メールの一部だけが残っていた。

ダメじゃないか。消し忘れているじゃん、と思ってみると、それは私からのメールだった。

それも、選んだ内容のものだけが残されていた。

前後のやり取りを消してある為、そこだけ読むと、私が金の亡者みたいに見えるメールだけ残してあった。夫が原因であるとわかる内容や普通の無難なメールは消してあった。


夫は自分の借金返済や税金納付もしないので、毎月期限の前には、払う様にメールをしてきた。夫は私が疲れ果てて、諦めて私が立て替える様に仕向けている。諦めたら負けだと我慢して催促してきた。

送信したのは1か月に1度でも、連続して見ると「お金を送って」としつこくメールしている様に見える。
それに、私に支払い責任はないとわかる内容のメールは消してある。これは何かの意図があると言わざるを得ないだろう。

夫はこれを、他人に見せて「ほら、妻が贅沢ばかりしてお金を催促してきて大変です。借金もしているみたいです。」と大嘘を言える様にしていたのだろう。
私の怒りが伝わる部分だけを見せて、「妻はモラハラをしてきます」と言っているかもしれない。

夫はデータを消し忘れたふりをして、それを私に見せることで、嫌がらせをしたかったのだろう。

何の反応も無かったから、面白くなかったはずだ。だからしつこく「使え」と言ってきた。

私が、残されたメールを見て、不愉快になって抗議するのを待っていた。

そして、
「君のメールは大事だから、全部保存していただけ。そこだけ消し忘れていたんだな。君からのメールを大事に扱っているのに何を怒ってるの?そうやって僕を悪者に仕立て上げるんだね。こんなに大切に思っているのに被害妄想だよ。」とニヤニヤしながら言うのだ。いつも通り。

私を不愉快にさせる事が目的なのだ。そしていざという時は、こういう細工もできるぞと暗に伝えているのだ。

この頃、夫から電話がきて、会話を録音されたりした事もあった。
黙って転職し引っ越し先も教えなかったのがばれた時だ。

私が怒る声を残そうとしたのかもしれない。

この時は、夫の話し方に違和感を感じ、録音されている気がしたので気をつけて話した。

「君からの文句のメールは証拠に保存しておくからな」と言われた事もあったから用心していた。

被害妄想は、夫の方だ。だからこんな事をする。

誰かに盗聴されていると言いだしたり、陰謀論を持ち出す。
「そんなにあなたは重大な立場にいませんから大丈夫」と言いたかったが。自意識過剰だ。

物を無くすと、私が隠したと思って居たり、私が社長のスパイだとか、単に自分がだらしないだけの話を、陰謀論にすりかえる。そこまでしても自分を守る。反省する事がそんなに嫌なのかと思う。

馬鹿らしくて相手にしないことにしている。


この携帯の事も、結局は「全く動かなかったから破壊して捨てた」と伝えて終わりにした。

さぞがっかりした事だろうな。


という私もかなり鍛えられてきたなと思う。離れているからこそ耐えられる。
手強くなったと思ったのか、最近はこういう事は減ってきた。

嫌な所が似てきそうで困った。もっとお互いに向上しあう関係でいたかったのに。




     

夫が「車を手放すことにした」と自分から言ってきた。


「車を手放す」という言い方がひっかかる。


「手放す」と聞けば、大事な物を仕方なく売るとか、処分するみたいなイメージを持つ。
夫は私にそう思わせたいのだ。またかって感じ。

真実は、車を「買い換える」のだ。こちらに連絡がきたからばれている。
ばれたと知らずに、「手放す」と言ってくる。

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確かに「手放す」というのは嘘ではない。その後、「別の車を買う事を言わないだけ」だ。

仮に、「買い換えるなんて聞いていない、手放したと言っていたじゃない!」と私が文句を言ったとしよう。言うつもりもないが、夫は常にそこまで考えている。

私が勝手に妄想したのが悪いと言うだろう。

「手放したと言ったのは嘘じゃないだろう、誰も買い換えないとは言っていない」と言う予定なのだ。いつもその論法なので、こちらは慣れている。

ばれなければばれないで、妻は自分が節約して苦労していると思い込むから、どっちにしても便利な言い方だと夫は思っている。

こういうずるい言い方、政治家がよくやる様な?

面倒臭い。勝手に先回りして言い訳してくるレベルが低すぎる。黙って普通に義務を果たせばよいだけ。

子どもの制服代や学費まで、そう言って送金拒否したなあ。

この言い訳を先に考えて行動する癖は、どう考えても夫にとって損だろう。

夫は自分が一番怖いのではないか。

一番真実を知っているのは自分だから。

いつも自分に責められているんじゃないか。

家族への責任から逃げても、嫌な職場から逃げても、自分が全てを知っているはずだ。

いくら記憶を塗り替えても、心の奥底には真実の記憶が残っている。

自分からは逃げられない。誰も助けられない。




     

夫からメールが来た。

こちらからの家族の為の送金関係、夫の借金の返済の連絡は無視するが、自分の事となると命令口調で指示してくる。

「印鑑証明を送れ」「住民票を」「戸籍謄本を」などと時々頼んでくる。そういった大事な書類をこっそり取り寄せる事は面倒なのだろう。印鑑登録証もここにある。

理由を言わずに頼まれても、簡単には引き受けない。信用できない。


何をするかわからない。ただでさえ、すぐに詐欺商法に乗っかる人。

理由を聞くと、母親の相続関係に使うとか会社で必要だと言う返事が多い。

今回は、「車を手放す事になったから必要。」と自分から先に理由を言ってきた。


車を買っていた事なんてそもそも最初から知らない。いつのまにか買っていた事を知った。

しかも2台も。ばれた時、「あれ?言わなかったっけ?」ととぼける。
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結婚当時、夫はローン会社からの催促の電話に対して
「あれ?振り込んでませんでしたっけ?おかしいな。今から調べてみます。」
ととぼけていた。

私に内緒の借金だったが、目の前で電話を受けてばれた時だった。

平然と「こうやってとぼけると、相手は簡単に騙せるよ。これでいつも誤魔化せる。教えてやる」と言った。私はこんな人だったのかと落胆した。

そんな私の反応を見ても、人の気持ちを読み取れない夫は、自慢気だった。

私に自分の手の内を見られた事に気が付いていない。同じ事を私にもしてくるし、騙せると思っている。

そういうところの配線が外れている。

再び強い督促がくると

「返したつもりだったんですよ。ただの勘違いじゃないですか。そんなに人を疑うなら、今後返しませんよ。いいんですか。回収できなくて困るのはあなたでしょう。こっちは返す意志があると言っているのに!」

と逆切れしている。いや、キレている演技だ。誰にでも、いつも同じやり方なので、私から見れば、何て白々しい、と呆れる。さっさと返済すればいいことだ。自分が100%悪いのに、催促する相手が悪いから返さないと理由をつける。


話をすりかえ、相手を責めて誤魔化すのは、私との話し合いでも同じだ。


人生の体験を積み上げて人格を形成していく事ができず、最初の成功体験だけにこだわり、その時のやり方が絶対的方法と信じる。

子どもの時についた嘘で、大人に許してもらった体験があれば、それを大人になってもずっと繰り返していくのだ。

女性の実家のお金をあてにする性質も、最初の彼女がお金持ちで、相手の実家から色々してもらった事が、夫にとっては、「これが当たり前のこと」だとインプットされたのだろう。(と最近納得がいった)


この返済についての演技も、たまたま最初にそれで許してもらった事を、全てに通用すると思い込んだのだろう。

大人の世界で、子どもの言い訳なんて通用しない。そこがわからないところが致命的なのだと思う。


成功体験ではなく、最初の失敗体験も同じで、反省を知らない夫は、深く根にもち、恨み、コンプレックスとなり、関係のない人に復讐してそれを晴らそうとする。

それがモラハラ、DV、職場での失敗に繋がっている。

そのせいで、何をやっても同じ地点から動けない。どんなに逃げても言い訳しても夫は救われない。

自分が過去のこだわりにコントロールされている限り、夫は成長しないまま、関わる人達を巻き込んで、後始末もしないで人生を終わる事だろう。

いくら気が付いてほしいと訴えても、無理だった。気がつくのが怖いのだろう。夫を変えられるとしたら、義母しかいないと思う。

だがもういない。夫は義母が亡くなった時、悲しむ顔も見せず、むしろ解放されたようだった。

葬儀の時、親族に「悲しくない。なんかホッとした。」と言ったそうだ。あんなに母親の愛情を求めていたのに。求める必要が無くなったからか。いかに夫の心の中に重く存在していたか。

かと言って、何も変わっていない。


夫が他人なら、何の被害も与えられないなら、同情したと思う。それは理解した上で、これからも戦っていく。

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