りんごの嘆き

人生の後半もだいぶ過ぎた主婦りんごの嘆き。これからは自分らしく生きる。最後は笑って終わりたい。

     

今日は体調が良く、昨日までは何だったんだろうと不思議だ。

また腹がたつことがあった。

夫が私に支払われるべきお金を横取りしていた。

振り込まれるはずの私の口座に入金が無く、夫にさりげなくメールで探りを入れた。

すると、翌日夫からそのお金が振り込まれた。

夫が自分の口座に送金させていた。

夫は、普段送金してくる時、少額であっても、夫の支払うべきお金であっても、必ず嫌味や恩着せがましい言葉をつけてくる。「送ってやった」と。

でも、この時は黙っていた。今も何も言ってこない。
恩着せがましい事を言わずに送金するはずがない人だ。

自分が横取りしていたのがばれたと思って、慌てて送金したのがバレバレだ。

あえてこちらから何も聞かない。絶対に言い訳を用意しているはずだ。仮に相手が間違えたと言い訳しても、なら私にそう教えてくれたら良いわけで、黙っているのはおかしい。

チェっ、ばれたか。ほら返せばいいんだろ。

と言われている気分だ。黙ってぽいとお金を投げつけられたかのような。

「何故、黙っているの、このお金を何故あなたが持っていたの?」

と聞いたとしたら「何故、黙っていたかって?そっちが聞いて来ないからだよ」と言うだろう。
「送ってやったのに文句言われるとはね。」と言うだろう。

結婚式、新婚旅行も嘘をついて私に全額ださせた。
お金が無いなら、しないと言えばいい。「結婚式はこんな風にしたい!旅行は○○に行こうよ!」と言ったのは夫だ。僕がしてあげる。連れて行ってあげるとさんざん言っていた。

その後も、大きい買い物、車とかは「これいいね、買おう」と言い、支払いは私にさせてばかりだった。

「ちょっと立て替えてて」と言って返さない。詐欺だ。

本物の詐欺師だと思ったのは、最初だけは返すところ。プロのやり方と同じ。
催促すると、わざと怒って話題をすりかえるところもプロ。
「返そうと思っているのに、文句言われたら返す気が失せる。返してほしければ黙ってろ。貸したといばるな」とまるで被害者面。

悪質だ。他人に対してもこんな事をしているんだろう。

だからいつも誰かともめている。
こんな悪徳な人と家族だなんて嫌だ。
別居しているから何とかもっている。

根本的にストレスを無くすには夫と縁をきることだろうと思っている。

ただ、夫には実家から多額の貸したお金があり、それを回収しなければ、縁をきるのは向こうの思うつぼ。
お金が無いと言い続け、親が亡くなるまで逃げ切ろうとしている。最後は時効だなんだと言い出すだろう。

人として、恩義とかプライドとか無い。口先ではさも人徳のあるふりをするが、嘘っぽくて寒気がする。

どれだけお金が入っても、すぐに使い果たすか、隠す。

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人のお金をあてにして生きていきたい人だから、あてが外れた結婚だったのだろう。


口先で簡単に人は騙せると思っていたようだ。

「きっとこうなるに違いない」と勝手に思い込む。

現実がそうならないと、「普通じゃない。普通ならこうなっているはずだ」とわめく。夫の普通とは「自分の思い通りになること」だ。全く普通じゃなく異常なのだが。

気候が良いので、外に出ると救われる。一年中こんな気候であってほしい。

自然と触れる、自然を感じる事は、身体も心も救われる。


     

母と弟が帰宅したら、再び体調がおかしくなってきた。

母がいる間は気を張っていたし、よく動いて歩いた。自分も良い気分転換になった。

薬の副作用からか、身体がかゆくて眠れないという母に、クリームを毎日塗ってあげたりした。背中が時に痒いそうで、自分で塗れないので私が塗った。

帰宅したら、おそらく誰も塗る人がいないことだろう。母もよっぽどでないと父や弟には頼まない。

そんなこんなで、自分も一緒に元気になったと思った。

いったい何なんだろう。また元に戻りそう。不安がよぎる。

何とも言えない不安感。おそらく心の問題。

冷静に何が不安?何が原因?と分析してみた。

本質は夫のこと。でも、今は存在を忘れる時間が多く、老後を思うと破産がよぎり不安だが今はそれもあまり考えない。
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母が来る前と帰った後に不安がでるという事は、母の事が心配ということ?

目の前にいると安心だったから、自分は元気になれた?

そうかもしれない。両親といつ永遠の別れになるかを最近はいつも考えて居る。

離れているので、いざという時は慌てるだろう。最期に間に合わないかもしれない。バタバタする事が嫌い(体調不良の引き金に)なので、想像しただけで気持ちが落ち込む。

意外にまだまだ長生きしてくれるかもしれないが、それでも数年も無いだろう。

こんな事で体調に変化がでるなんて情けない。もっともっと大変な思いをしている人が沢山おられるというのに。




     

帰る前に母が何度も呟いていたこと。
「あ~。また現実に戻るわ~。明日からまた家事労働だわ~。」

頑固な父の世話、誰も手伝わない家の事。

病気であろうがおかまいなし。それが母のリハビリにもなるから良いのだが、精神的なストレスはどうも強い様だ。

弟夫婦が全く家事を助けない、掃除はしてあげたらいいのにと思うが、絶対しないし、台所も立たないから、術後の退院して帰宅したその瞬間から、母は家事をせざるを得なかった。
食事制限もあり、まだフラフラしていた状態で、父も弟も知らん顔だったらしい。

ましてやお嫁さんは顔も見せない。
退院日には、私は行けなかったが、弟夫婦がいるし、まさかこんなに冷たいとは思わず、退院の日くらいは、手をさしのべるはずと思った。
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そんなだから、母はうちに来て全てから解放され、夢のような時間を過ごした様だった。

帰ったら、また家政婦、どんなにしんどくても、誰も助けてくれないというストレス。

母も男尊女卑を感じて生きて来たのだろうが、今更それに気が付き抵抗しても無理なのだ。それが当たり前と思い込んできた父はかわらない。

弟もそれをわかっている。でも、自分たちは別らしい。全て父が悪いと言って終わり。
だからといって協力しようという気はない。

もし父が1人残ったら悲惨だろう。弟夫婦は父の世話はしないと思う。これまでさんざん両親を利用してきて今の優雅な生活があるとわかっていない。
少しは恩返しをしたらと思うが、弟自身は精一杯やっているつもりなのだろう。

弟から帰宅したと、お礼メールがきた。母が生き返った様に元気になったと言う。
そして、また行きたいと言っていると。次からは1人で行かせるよと。

弟にとっても現実から解放されて楽しかったようだ。

少しは二人の救いになったなら、それで良かった。無事、帰ったと聞いて力が抜けた。


     

ああ、早かった。

あっと言う間だった。母と弟は満足して帰っていった。

元気に毎日を過ごし、美味しいものを食べ、よく歩いた。

母は、「まさか、この年でこんな病気の時に旅行ができるなんて。こんなに元気に過ごせるなんて!」ととても嬉しそうだった。

思っていたより、母は何でも食べて病気とは思えないほど元気だった。

外出しても、よく歩いて疲れも見せなかった。


電話だと声が良く聞こえ、普通に会話をするが、目の前で話すと耳が遠くて私の話がよく聞こえない様子。だから会話があまり成り立たない。

そのせいで電話で話すよりも母は静かで控えめ?だった。

だから喧嘩にもならず、楽だった。

夜もぐっすり寝ているようだった。

私は、怪我の痛みや背中痛や色々体調不良があったのが、全く気にならなくなり、良く動いたからか、こちらもパワーアップした。
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昔のあのずうずうしかった2人はどこにもいなくて、とても喜んでお礼を言って帰っていった。

ふと嬉しそうに話す母を見ていると、あとどの位、こうやって会えるのだろうと思ってしまった。

母が、こっちに来てから毎日、亡くなった姉や友人が夢にでてきたと話していた。

まだ若かった頃、手伝いに来てくれていた時の思い出を話しながら母は自分の人生も振り返っている様だった。

     

昨日また母から電話がきて、その内容にうんざりした。

弟の旅費も全てお金は私がだしてやる。土産も全部私が買ってやった。私がお金をだしてやった。そんな事を何回も言う。
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そして私が言う事は、即全否定する。
駅の待合わせ場所を決めるにしても、全否定。

ならどうやって会うのだろうか。

工事中で、わかりにくいから、と説明してもだめ。あんたの話なんか聞かずともわかってると。
「新幹線や人ゴミではマスクをしてね」と言うと、「うるさい、風邪なんかうつらない」と怒っている。この前父にそう言われたと、さんざんグチっていたのに同じ事を自分も言っている。

自分がされて嫌な事を、人を選んで同じことをして発散するタイプ。娘なら何をしてもいいという差別意識。

もしこれが、弟の言うことなら即、「この子が言うから正解。何て優しいの」とすぐに言う事を聞く。

私の言う事に同意するとしても、まずは否定から入る。娘を馬鹿にすることでストレスを発散している。母は無知で世間知らず。娘がどんな人間かもわからない親。

こんな親に育ったから、自己肯定感が低くなり、夫みたいな人のターゲットになるわけだ。

母は子どもの人生に育て方なんて関係ないと思っているし、全く反省しない。

母も、自己愛性人格障害かもしれない。

今回は、弟がついているから気が大きくなったんだろう。

母一人で来るなら、もっと私に気を使うと思う。

今頃、なぜ私を怒らせるのだろう。

「お金をだしてやった」とか、人の前で言うのはやめろと弟からも注意されたようだが、裏で私にまた言っている。

私も「言われた方は気分悪いから何回もしつこく言わないで」と注意した。

まるで、お金で人の気持ちを引きつけているかのよう。失礼だ。馬鹿にされている気がする。
いくら注意しても聞いてなかった。

弟も迷惑だろう。孫にお年玉をあげてやったとそんな話まで何回も言う。「もっと感謝しろ、お金がほしいだろう。もっと自分に下手にでろ。もっと助けろ」と母が言っているように聞こえるのだ。
知らない人が聞いたら、親のお金目当てで世話をしていると誤解されそうな言いかただ。
昨日の電話は、そんな調子だった。

もっと前にこんな電話がきていたら、来るのを断ったと思う。お互い嫌な思いをしたくない。

父も母も、歳をとって悪いところが突出してきた気がする。

もっと普通の落ち着いた母親なら、もっと私は精神的に安定した人生を過ごせたことだろう。

母親を尊敬できる人が羨ましい。

仕方ない。今日やってくる。喧嘩はしない様にしたい(笑)。

さて、どうなることやら。



     

最近太った事もあり、いざでかけようとすると、着ていく服が無くて焦る。

実家に帰る時も普段着。いつも定価では買わずに売り尽くしセールで安いのを買っている。

独身時代の頃を思えば、あの頃もお金は無かったけど今より良い物を買っていたなあ。

贅沢したいとは思わないし、高い服を着ていく機会も少なくなって、いつしか普段着しか残らなくなっていた。

子どもの卒業式にスーツを買ったが、長く着れる様にと落ち着いたデザインにしたのに、すぐ着れなくなった。もったいない。痩せれば良いのだが、なかなか厳しい。

次に痩せるとしたら病気になる時だろうなと思う。
母が病気になり、短期間でかなり痩せたのを見てから痩せたいと思わなくなった。母は太っていたおかげで、体重が減ってもあまりやつれて見えない。

みっともなくても、ある程度はふっくらしていた方がいいかもと思った。

でも~お腹周りだけは何とかしないととは思う。
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さっき、母から連絡があり、お土産を買ったという。甘いものはいらないと言ったのだが、甘い、どっかり来るものを買った様だ。
母は食べない。私が食べると思っている。

年寄りって、一回、これが好きだと聞くと、永遠とそればかりを食べさせようとする。
もう飽きてきて、見るのも嫌だ、太るしと思ってても、もういらないと言っても、何年も同じ甘いお菓子を私に食べさせる。

親の愛情なのかもしれないが、どんなに拒否しても強引なので、参っている。

母は、応用がきかない。これしかできない、これしか知らないからと言い訳をし、工夫をしない。面倒なんだろう。若い時からそうだった。

料理は下手で、勉強もしないし工夫もしないし、手抜きでまずく、子どもの好きそうな味とかも「わからないからできない」と言うだけ。そのおかげで、私も弟も栄養失調みたいな時期があった。
父も、贅沢いうなと言って、食べ物への執着が無くそれに母が便乗していた感じだった。

なのに、孫ができると「お婆ちゃんちで栄養補給しなさいよ。ろくなもの食べてないでしよ」と私の子どもに言っていた。

自分の満足の為に行動するのだ。それが相手にとって苦痛でも気にしない。してやったから文句は言わせない、という理屈。

でもね~こういう文句も、母が生きているからこそだ。

贅沢な文句かもしれない。

もうそんなところまで来たのか、と少し悲しい。

自分も無意識に我が子に同じ事をしているかもしれないので、気をつけようと思っている。

とりあえず、背中を完全に治して、無事家に帰すまでは頑張ろう。


     

背中の痛みは、かなり良くなり、鈍い痛みが腰に広がる感じだけになった。
ロキソニンの即効性に驚いた。

追加で1箱買って、ストックした。

効目があるので、ロキソニンに頼りたくなる気持ちがわかるが乱用は注意すべきだ。

重い物を持たずとも、引きずるだけでこんな風になるのだから、動作には気を付けよう。

今朝の首里城の火災のニュースにはショックを受けた。

どうして火災に?地元の方の衝撃はいかばかりだろうか。

首里出身の友人がいる。独身時代に一番心を許して話せた人だ。

もう長い間会えていないけど、メールはたまにしている。
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彼女、きっとショック受けているだろうなあ。メールしてみようかな。
スマホも持たず、携帯でメール設定もしていない人で、職場のパソコンでしかやりとりができないとかで、気楽にいつでもという訳にはいかない。

大事な用の時は、手紙だ。

なので、つい連絡が途絶えがち。

一緒に旅行にいこうといつも誘ってくれる。

なかなか返事ができず、そのうち誘ってもらえなくなるんじゃないかと心配しながらそのまま。

独身時代の友人というものは、一生の友人になるんだなと改めて感じている。

やはり、お互いの素を見せているからかな。自分の短所も知ってくれた上で付き合ってくれた人は貴重で有り難い。

近くに住んでいたらお互い楽しかっただろうなと思う。

彼女は独身時からあまり移転していないが、私は夫に振り回されてあちこち引っ越しをした。

結婚によって、本当に人生が変わる。


というか、今の自分に満足していないという事が一番の原因なわけだ。
夫と別居したおかげで、今の土地から動かずに済み、住みやすい環境に満足はしているが、今の自分の在り方に満足していない。自分が嫌になる。

独身時代と同じ位、心を許せる友人が近くにいないという事も今の自分に足りないと思っている。

それは自分の性格に原因があると思うし、年齢的、家庭の事情などもあるかもしれないが、それは言い訳だろう。

彼女は以前お母様の介護に、飛行機で定期的に沖縄まで通ったと言っていた。

皆頑張っている。自分はいつからこんな情けない人間になったんだろうと感じる。

まずは、健康第一で、前を向こう。



     

母が無事に我が家で過ごし帰宅するまでは、体調も崩さず、怪我もしない様に気を付けようと思っていた。
だが、やってしまった。

背中を。ぎっくり背中というものか?

先日かなり重い荷物が届いた。配達の人も腰を痛めたのではと心配になるほど重かった。

私が持てる重さではなく、玄関から家の中に運べず、引きずった。
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その翌日、背中に鈍い痛み。

荷物のせいだなと思ったが、その時はたいしたことはなかった。

でも、またその翌日の朝、起き上がった時に背中に電流みたいな痛みが走った。
息が苦しくなるほどの痛み。

すぐに湿布を張り、痛み止めを飲んだ。しばらくして痛みはかなり治まった。
幸い、歩く事はできた。

背中の筋膜の傷か、筋肉痛かというレベルだろうか。

普通に動ける様にはなった。でも、まだ油断はできない。

明日にはだいぶ回復するかなと期待する。

何だか、最近怪我やらなんやらで、薬を飲む事が多いなあ。

運動不足もあるし、年齢のせいだなあ。

へたすると、気が付かないうちに骨折とかもあるので気を付けないと。

母が来るまでにはまだ日が少しあるので良かった。

それにしても、これも夫の呪いか。この重い荷物は夫が注文した物だった。

連絡も無く、突然送ってくる。帰宅した時に使うと思っているのだろうか。

まだ俺様の家だぞということなのだろう。

邪魔でしかたないし、こんな目に私が会うことくらい想像できそうなものだ。

受け取る相手の事を想像して思いやる事が出来ない人だ。

でも、自分がやりたい我儘は、自分の言う通りにしないとこうなるぞ、想像してみろ、それでいいのかと、脅迫する時は想像しろと言う。

無意識に嫌がらせをする人って、存在するんだなあと大人になってから知った。

そしてこういう人は、とっさの言い訳が上手い。

まあそれはいいとして、早く治さなきゃ。背中のことは夫には絶対言わない。喜ばせたくないから。

     

続き


辞める決心はついたが、噂が消えてやっぱり辞めないんだなと皆が思い始める時期までは普通に仕事をやっていた。

その後も女性上司は、人がやりたがらない雑用を何度も私に押し付けて来たり、突然大声で「えーっ!あなた、そんな事をしたのォ~」と叫んで、まるで私が何か失敗をしたかの様な演出?をしたりと、色々やってきた。

いちいち相手をするのも面倒臭くなり、何をされても聞き流す事にしていた。
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ある日、車で通勤中、会社が近くなってきた所で、おかしな感覚が襲った。

背中を冷たいもの、水みたいなものが首からつーっと流れた感覚がした。

突然、冷たい水が背中を流れるのだからびっくりする。

でも、何も無いのはわかっている。その感覚は今でも何だったのかわからない。

びっくりして、動悸が始まった。運転中なので危険を感じユーターンして帰宅する事にした。

もう限界かなと思った。

きっとこれは会社というか上司への拒否反応だと思ったのだ。

自分の心の根底には夫へのストレスや不安がある。夫とは中々縁をきるのは簡単ではないが、上司とは切れる。これ以上、ストレスを増やしたくない。

停車して、「通勤中、気分が悪くなったので休みます」と連絡した。

おそらくこれで「辞めさせる理由ができた」と上司は思うだろう。それでもいい。もう辞めるんだし、どうでもいい。
辞めたくても辞めさせてもらえない面倒より、話が早く終わるからいいじゃないかと思った。悔しいけれど。

身体が大事だ。

家に戻り、さっそく退職届を書いた。



     

続き


後輩に誰から聞いたのかを尋ねた。
女性上司お気に入りの同僚から聞いたとのこと。

辞めるという噂が流れて、会社に居ずらくなるという話は良くあると思う。

電話をくれた後輩には、
「その噂は間違い。例え本当に辞めるとしても私は誰にも相談しないから。皆さんに伝えといてね。」と伝えた。

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数日後、部長が皆の前で私を呼んだ。

呼ばれる事は特に普通な事で、仕事の事で誰でも部長と話す。

部長の机の前に座ると、大きな声で部長が言った。
「会社を辞める時は、国民年金に切り替える手続きを必ずやってくださいね!」

部屋中にその言葉が響いて、一斉に皆が顔を上げた。

「辞める予定はありませんが?何故そんな事を言われるのですか?」と聞くと

「いや、仮に辞める時はの話だよ。忘れていたら君が困ると思って。一応念を押しとこうと思っただけで」と部長は言う。

その後、声が小さくなり「また体調崩されたら、僕の立場が悪くなるんだからね。迷惑かけないでよ。」と言って話は終わった。

不愉快な気分で席に戻ると、女性上司がわざとらしく寄ってきた。
にやにやしながら
「また何か言われたの?気にしなくていいのよ。私から部長に注意しておくわ」と皆の前で大げさな態度で私を慰めるふり?をした。

(あなたの企みはばれているのに)と心の中で呟いた。
(こんなところで働くと自分まで同じレベルになってしまう)と、辞める決心がついた瞬間だった。

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